0歳10ヶ月夜中に喘息のような咳がして寝れなくなる

10歳未満男性

0歳10ヶ月の男の子です。
20時半に就寝し、22時頃突然泣き出し、ゼェゼェした喘息のような息をして苦しそうにしていました。
その後泣き止むまで時間がかかり、鼻水も吸引しようとしたのですがうまく吸えず、(奥の方にある?鼻水はあまりない?)
熱はないのですがしばらくゼェゼェして抱っこしても苦しそうに泣いていました。
就寝前、透明の鼻水はたらたら出ていました。
夜中寝ているうちに呼吸が苦しくなって止まってしまったらどうしよう、と思い気が気ではありません。
夜間救急も混雑しているらしく、熱もないし小児科医もいないそうなので連れて行かない方がいいのかな、とかなり迷いながらコロナ等他の症状の感染も怖くつれて行きませんでした。
こうした症状の際に、本当は連れて行くべきなのか、どれくらいの症状なら連れて行くべきなのか、夏や冬それぞれの季節にどうしたら普段の生活で予防できるのかなど教えて欲しいです。

回答済み

小児科

こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。 夜間のゼーゼーが苦しそうということですね。 朝には良くなったということでよろしいでしょうか? 救急を受診するべきだったかというのには、いくつか目安があります。 大切なのは、どのくらい苦しいかという問題です。例えば呼吸をするときに、胸やのど元がくぼむような呼吸(陥没呼吸)、肩呼吸、明らかに呼吸の回数が多い、顔色が悪いなどです。また、呼吸が苦しい場合は、乳児では寝られない、授乳ができないなども目安になります。悩ましい場合には、動画を撮っておいて後日小児科で確認していただいても良いかと思います。 ちなみに、ゼーゼーにもいくつか種類があります。 ① 喘息によるゼーゼー。気管支の細い部分がさらに狭くなって、息を吐くのが大変になります。主に息を吐くときにゼーゼーします。息を吐く時間が数時間より長くなることも特徴です。 ② 乳児期は、鼻水や母乳・ミルクのかたまり(洗うときに見えるかたまり)がのど元に引っかかって、ゼーゼーすること。これはゼーゼーしているわりには苦しくなさそうというのが特徴かと思います。 ③ 喉もとに異物(おもちゃや電池、ナッツなど)が引っかかっている場合や、クループといって喉元に炎症が起こって腫れている場合。これは、息を吸うときにより苦しいので、吸うときにゼーゼーが目立つことが特徴ですが、吐くときにもゼーゼーすることもあります。 おもにこういった分類になりますが、①や③のときには受診が必要になることが多くなります。悩ましい場合には、「教えてドクター」という無料のアプリに受診の目安などがわかりやすく書かれておりますので、ご参考になるかと思います。 最後に、普段の生活での予防についてですが、もともと喘息が指摘されているお子さんであれば喘息の治療をすること、分煙を含めて周辺での喫煙をやめること、湿度が下がると咳は出やすいのである程度の湿度を保つことなどが挙げられます。もちろん、鼻水が多いときには鼻水を吸引することも大切です。 長文になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。

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2022年07月21日 12時01分


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小児科専門医です。専門はアレルギーですが、小児に関することは幅広く診療しています。何かしらお力になれれば幸いです。

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