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相談回答詳細

指名:皮膚科医ちゃん 先生

粉瘤と魚の目の違いについて

30代女性

現在、左足の裏(人差し指付け根より1cm下あたり)にかたいできもののようなものがあり、普段全く痛くないのですが、素足でつま先立ちで階段をのぼる際に押されて違和感というか軽い痛みを感じます。

これまでに、2度大きくなったり化膿した粉瘤を手術で取っており、現在も小さいものですが首と横腹に同様のものがあるので、出来やすい体質なのかなと思っています。
なので足の裏のものも粉瘤なのか…?など思ったりもするのですが、粉瘤と魚の目は全く別物なのでしょうか。

また、痛みが強まれば病院を受診しようかと考えているのですが、外科か皮膚科どちらを受診すべきでしょうか。

回答済み

皮膚科

ご質問ありがとうございます。

足底の疼痛のあるできものということで、ご指摘のとおり、魚の目、粉瘤などの可能性はあります。(他の疾患の可能性もあると思いますが)頻度としては魚の目の方が高いです。

粉瘤と魚の目は全く別の疾患であり、粉瘤は表皮嚢腫と言いまして良性の皮膚腫瘍の一種であり、何らかの理由で皮膚に袋状の構造物ができてしまう疾患です。全身のどこにでもできることがあります。

これに対し、魚の目は鶏眼と言いまして、手足などの特定の部位に圧が加わることにより角質の肥厚が生じている状態です。

前者の治療は手術であり、後者の治療はメスなどによる角質除去が基本となります。

受診に関しては皮膚科で良いと思いますので、適切な診断、治療を受けていただけますと幸いです。

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2023年05月18日 09時41分


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皮膚科専門医、1児の母でもあります。

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