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相談回答詳細

指名:どっと@小児科医 先生

生後5ヶ月、夜間のうつ伏せ寝について

10歳未満男性

お忙しいところ何度も指名させていただき、申し訳ございません。

生後5ヶ月になったばかりの息子のことでご相談です。

生後4ヶ月になってすぐ寝返りができるようになったのですが、ここ1週間ほどは夜寝ている間も頻繁に寝返りをします。

うつ伏せ寝はSIDSのリスクがあるという認識なので、気づく度に仰向けにもどしますが、5分もしないうちにまた寝返りをしてしまいます。本人は寝ていて、泣いたりもしないので、親が寝ている間にうつ伏せになると気づけません。

そもそも仰向けにして、落ち着いたなと思って親が就寝しようとするとすぐに寝返ってしまうので、また戻さなければならず、この1週間は夫か私のどちらかがほぼ一睡もできずに朝を迎えています。(夫と私とで1日交代で夜間の息子の対応をすることにしています。)

寝返り防止クッション等は窒息の危険が高まるとのこと、使用していません。息子は硬いマットレスの、何もないベビーベッドで寝ています。

このままでは私たち親がかなり疲弊してしまうので、何かアドバイスがあればとご相談した次第です。(そもそもこんなにも寝返りをしてしまうこと自体異常ではないのか、も気がかりです。日中も同じように延々と寝返りを繰り返しています。4歳の上の子は寝ている間に寝返りすることがほとんどなかったのですが…)

ちなみに寝返り返りは何度か成功していますが、まだ自分の意思で自由にできる感じではありません。

小児科の先生にお伺うすることではないかもしれないのですが、もし回答が可能でしたら、いただければ幸いです。

回答済み

小児科

こんにちは。ご指名でのご相談をいただき、誠にありがとうございます。

5か月のお子さんで仰向けに寝かせていても、頻繁に寝返りをしてうつぶせ寝になってしまうため、ご両親がほとんど寝ることができていない状況ということですね。

ご不安と身体的負担が重なり、とてもお疲れの状況かと思います。お子さんが小さいころは大変ですよね。文面から寝具関係でのSIDS対策はしっかり取られているようで素晴らしいなと思いました。


現状でどう対応するべきかということですが、たしかに悩ましい状況かと思います。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)が提示しているSIDSを防ぐ情報をまとめたSAFE TO SLEEPには、寝返りがえりが安定してできるようになるまでは、うつ伏せになったら仰向けに戻して上げましょうと提示されています(英文ですが、こちらの6pに記載されています https://www.nichd.nih.gov/sites/default/files/2023-01/STS_2022_Brochure_English.pdf)

また、統計的にSIDSのリスクが高いのは、生後2〜6か月、特に2〜4か月に多いことが指摘されておりますので、お子さんの現在の状況はリスクは下がってきてはいるものの、もう少し注意が必要であることは頭に入れておく必要はあるかと思います。


寝返りがえりが上手にできるようになるまで、もう少しの間は現状と同じような対策をしていただくというのも一つの手だと思います。

実際には仰向けからすぐに寝返りしてしまうというのは、本人の中で一つのパターンになっているかとは思いますが、ずっと続くというわけではないことも多いです。1か月前後大変かもしれませんが、ご両親で休みを調整しつつ、体力をなんとかキープしていくというかたちでしょうか…。

なかなかご両親の負担を軽減できる策の提案ができず、申し訳ありませんが、現状お伝えできることとしては上記となります。


ご負担も大きい中で大変かと思いますが、場合によってはベビーモニターなどで少しは時間帯によっては負担を軽減できるかもしれませんが、成長を見守っていく段階という認識で経過を見て行っていただければと思います。


お答えとしては上記となります。ご参考になりましたら幸いです。

また何かありましたらツイキュアでご相談いただければと思います。


お忙しいところ早速ありがとうございます。まだSIDSのリスクは高めとのこと、もうしばらく今の方法で頑張ってみます。長くつづかない可能性もあるとのことなので、期待したいです笑
大変参考になりました。

3

2023年05月27日 10時55分


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小児科専門医です。専門はアレルギーですが、小児に関することは幅広く診療しています。何かしらお力になれれば幸いです。

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