子宮がん検診のタイミングについて
40代女性
子宮がん検診は生理直後が良いと聞きました。
生理の終わりごろで茶色のおりものが出ているときに子宮がん検診を受けるのと、茶色のおりものが終わって通常のおりものになってから子宮がん検診を受けるのとどちらが良いですか?
茶色のおりもののときは「出血期間」と考えるのが正しいですか?
よろしくお願いします
回答済み
ご質問ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
子宮頸癌検診を受ける時に、茶色のおりものがあっても問題ないか、というご相談ですね。
月経2日目とか、血の塊がたくさん出ている時は時期をずらした方が、より正確な結果が出る可能性がありますが、茶色のおりものくらいは結果に影響はほぼないでしょう。
茶色のおりものは少量の出血があると判断します。
人間ドックなどだと、かなり厳格に出血を避けてくださいと言われる事がありますので、事前にご確認されるといいと思います。
保険診療の婦人科では、子宮頸癌検診も、出血が多少あっても検査をすることはとても多いです。
たとえば不正出血がしばらく続いている方は、癌の可能性もありますが、もし癌だとすると出血が止まるのを待っている間に進行してしまいますし、癌であれば出血は止まらないからです。
このような理由で、症状がない時に受ける人間ドックでの子宮頸癌検診と、症状がある時に受ける保険診療での子宮頸癌検診は扱いが違うのです。
もし何も症状がなく定期的な検診であればなるべく出血がない時の方が望ましいと思います。
また、問診などで出血期間を書く時に、茶色いおりものも出血期間に含めて書き、医師との対面の際に詳しく説明されるのが良いかと思います。出血期間に含めずに書いて説明でもいいでしょう。
以上ご参考になれば幸いです。
また何かご不安な事がありましたらいつでもご相談くださいね。
2023年09月11日 10時24分