分娩時の子宮摘出について
30代女性
こんにちは。
分娩はたぬきち先生のご専門か分からなかったのですが、分かる範囲で回答いただけると幸いです。
医療系漫画の中で、分娩時に子宮の出血が止まらず、医師同士で子宮摘出するか口論になるシーンがたまにありますが、現実にこういったことは起こるのでしょうか？
起こり得るとして、
私は今第二子出産予定ですが、第三子は望んでおらず、女性として子宮温存したいという強い希望もありません。
分娩時に万が一のことがあったら、迷わず子宮摘出して、母子の安全を優先してほしいのですが、この意向を産婦人科の担当医に伝えることは失礼になりますでしょうか？
回答済み
ご質問及び詳細な状況をお伝え頂き、ありがとうございます。
分娩時に大量出血があった場合に医師同士で口論になる事は普通はありませんが、医師の意見が速やかに一致して子宮を摘出する事はありますし、また複数の医師がいても子宮の温存が可能かどうかの判断に悩む事もあります。
特に第一子などの場合には今後の妊娠を考慮して、何とか子宮を温存できないかと手を尽くす事もあります。
"分娩時に万が一のことがあったら、迷わず子宮摘出して、母子の安全を優先してほしい"
という意向があるならば、それを主治医に伝えて頂くのは非常に良いと思います。
事前にお伝えを頂く事で医師や助産師や看護師を含めてその情報を共有できるので、もしそのような事態になった際にも速やかに対応できるかと思います。
上記の回答で、少しでもお力になれれば幸いです。
回答ありがとうございます！
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2023年11月07日 16時13分
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産婦人科医として10年間以上の勤務歴があります。
これまでの勤務先では生理・避妊などの女性特有のお悩みや性感染症などのご相談や治療を行ってきましたが、特に子宮頸がん治療にも専従していました。
現在は子宮頸がん検診やオンラインでの低用量ピルなどの処方、HPVワクチンの説明を行っています。
「自分が女性だったらどんな医療相談が望ましいか」
を常に意識していますので、ご遠慮なくご相談ください。
これまでの勤務先では生理・避妊などの女性特有のお悩みや性感染症などのご相談や治療を行ってきましたが、特に子宮頸がん治療にも専従していました。
現在は子宮頸がん検診やオンラインでの低用量ピルなどの処方、HPVワクチンの説明を行っています。
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を常に意識していますので、ご遠慮なくご相談ください。
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