視界の一部が黒く見える
30代女性
31歳女性です。
先程のことなのですが、就寝前、横向きで寝ていると視界の左上が黒く見えました。
電気の灯りを見たあとだからかな？と初めは思ったのですが気になり、部屋を明るくして、うつ伏せで上半身を起こしもう一度確認すると黒いものは消えていました。
また消灯し横向きで寝ると黒いものが出現し、片目ずつ見ても同じように左上に見えました。
まばたきをしたあとが1番はっきり見え、目を動かしても常に景色の左上にある状態でした。
不安になりうつ伏せの体勢で症状を調べ始めたのですが、そのときには黒いものは見えておらず、今はもう見えていません。
見え始めから完全に消えるまでは5分くらいだったと思います。
うちが糖尿病の家系で、数値的に私も糖尿病に近い状態（空腹時は低いものの糖負荷試験では230くらいまで上がった後なかなか下がらない）、
祖父母は心筋梗塞や脳梗塞も経験しているので、血管の詰まりから来ているものじゃかいかと心配になってしまいました。
どのような原因が考えられるのでしょうか？
また、受診はした方が良いのでしょうか？
乱文で申し訳ありませんが、ご回答の程よろしくお願いいたします。
回答済み
ご相談ありがとうございます。
突然の症状でご不安なことと思います。
視覚の異常は、記載いただいたように「片目だけの異常なのか、どちらで見ても異常なのか」で話が変わってきます。
片目だけの場合は目そのものの異常の可能性が高くなります。
どちらの眼で見ても左上の方が暗く感じたという場合は、以下のように分けて考えることになります。
①脳の視野を司る部分の何らかの異常が起きた
②たまたまどちらの眼でも左上を見る部分で異常が起きた
です。
①の場合、脳梗塞やその他の病期などで左上四半盲という状態が起きたり、片頭痛の前兆として有名な閃輝暗点などが考えられる状態となります。閃輝暗点の後に頭痛が起きない人もいらっしゃいます。ただ、閃輝暗点はキラキラしたものが見えることが多いのですが・・・
②は、加齢黄斑変性症、緑内障、網膜動脈閉塞等で視野障害が起きます。
ただし、若年女性であること、一時的な症状でありその後も起きていないことを加味すると、必ずしも挙げたこれらの病態が当てはまるとは限りません。ご心配であれば受診をと思いますが、その際は眼科・脳神経内科、両方の受診になろうかと思います。
ご参考になれば幸いです。
2024年03月05日 15時21分
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