指名:こどアレ@小児科&アレルギー 先生

小児と標高について

10歳未満男性

小児、特に3歳以下の子供と標高についてお伺いしたいです。
自分でもある程度調べれる範囲で調べたのですが、実際の所小児科の先生的にはどうなのだろう?と思い質問させて頂きました。
フランス?の1500メートル以上のロープウェイでは3歳以下は乗車不可になってるようです。
これは、ロープウェイは一気に標高を上げる為だと思われるのですが、徒歩で登山として連れて行くのは大丈夫なんでしょうか?
もちろん、親が登山用のベビーキャリアに乗せて担いで登ります。

一方、飛行機の気圧は標高2000メートル級の山くらいだと書かれており、特に新生児以外は安全性に問題ないと言う見解のようです。

果たして、3歳以下は標高何メートルくらいまでなら問題ないのでしょうか?

大変お忙しい中、答えにくい質問だとは思われるのですが回答頂けると有難いです。

回答済み

小児科

ご指名でのご相談ありがとうござます。小児と標高について、「フランスの1500m以上のロープウェイでは3歳以下は乗車不可になってるよう、飛行機の気圧は標高2000m級の山くらいだと書かれており新生児以外は安全性に問題ないという見解のよう、特に3歳以下の小児で標高何mくらいまでなら登山で問題無いのか?」というご質問でした。

答え難いご質問と書かれている通り、僕には知識が無く、質問者さんと同様インターネットでの検索のレベルとなりますので、小児科医としての見解とはなりませんが、ひとまずご回答してみます。

仰るように飛行機内の気圧は約0.8気圧で、標高1800~2500m相当のようです。通常、生後8日目から飛行機に搭乗出来るようです。インターネット検索では、学術的なものはあまり見つからず、「2400m以上の山は3歳以降の方が良い」「3歳までは標高1800mを超えるべきではない」などの文言がありました。「Children at Altitude

Intended for Physicians, Interested Non-medical Persons and Trekking or

Expedition Operators Meijer and D. Jean.2008」の翻訳文には、「科学的データに乏しいものの一般的に推奨できることは、 幼児を同伴する場合は、睡眠地点の高度が3000mや4000mの高さにならないようにし、できれば2500mを越えないことが望ましい」と書かれておりました。

また、一方で、日本最高峰のロープウェイの「駒ヶ岳ロープウェイ」は、「標高2612m」のようで、「高低差950mを7分30秒間で一気に上がる」ようですし、そちらにホテルもあるようですが、乳幼児の利用や宿泊は禁じられておりません。

登山の専門家と共に、準備万端で様子を見ながら登るのであれば、かなりの高さまで行けるという可能性はありますが、一般には、幼児の体力や体調を考えると、日帰り登山程度の標高くらいが良いのではないかとも思います。

実際幼児さんが登山するとなれば、登山に詳しい方、目標とする山の関係者などに、幼児の登山が可能かどうか、どれくらいの装備や準備が必要か、などを詳しくご相談されたり、お子さんの体調管理をしっかりされたり、ということが必要かと思います。回答になっておらず申し訳ありませんが、僕の考えは以上となります。

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2023年06月14日 14時31分


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