不完全な寝返り、安全対策について

10歳未満 男性

生後3か月の子どもがまだ首も座っていないのに、不完全ながら寝返りを始めました。

今は仰向けからうつ伏せになることが出来て、あとは腕を抜くことが出来れば寝返り完成という状態です。(仰向けには戻れません)

成長は喜ばしい一方、窒息やSIDSが不安です。

窒息については、現在使用してるベビーベッドに余計な物は置いてないものの、夜間など親が寝てるあいだに寝返りをして敷布団に顔が突っ伏してしまったら気づくことが出来ないので心配です。

SIDSについては、以前仰向け⇔うつ伏せが自由に出来るようになれば、うつ伏せを都度仰向けに直す必要はないという医師の方の見解を見掛けましたが、まだうつ伏せから仰向けに戻ることは出来ません。

ネットを見てると寝返り防止のために、仰向けに寝かせた子どもの左右に水を入れた2リットルのペットボトルを置き動きを封じる、市販の寝返り防止ベルト(子どもを仰向け姿勢のままベッドに固定するようなグッズ)を使うなどアイディアが載っています。

ただそうした物を取り入れた場合、何か別の悪影響や事故が発生しないか心配です。

仰向けとうつ伏せを自由に往き来できないようなまだ寝返りが不完全な子についてのうつ伏せ寝の安全対策について教えていただけると幸いです。

回答済み

小児科

ご相談いただき、ありがとうございます。

「生後3か月で首が座っていない状況で、仰向けからうつ伏せに不完全な寝返りができるようになったが、まだうつ伏せから仰向けに戻ることはできない。SIDSや窒息の対策としてネットに出てくるアイデアに悪影響や事故のリスクはあるのか、また今の状況でできる安全対策について教えてほしい。」というご相談ですね。


お子さんの成長は嬉しい気持ちもありつつも、確かに寝返りしてしまった場合についてご不安になられるお気持ちはよくわかります。

ご相談者様はベッドにものを置かないなど、基本的な対策はしっかりされているようですね。また、ご指摘いただいている通り、寝返りが自由にできるようになれば、寝かしつけは仰向けでしつつも、何度も戻す必要はないものとされています。


現在の状況でどうするか、ペットボトルや寝返り防止ベルトを活用しても良いかというところですが、まずは基本的な対策を引き続き行っていただくということが大切だと思います。


基本的な対応としては、以下のことに注意が必要です。

・ベッドにものを置かない

・沈んだりしない、固めでフラットなマットレスを使用する

・フィットしたシーツを使用して、隙間ができないようにする

・暖めすぎない

・可能であれば母乳栄養を続ける

・同じ部屋で両親とは別の寝具を使用する

・家族の喫煙や飲酒を控える


寝返り防止グッズなどは、個々の体験談としては上手くいったということもあるかもしれませんが、有効性・安全性が証明されていて、使用が推奨されているものはないのが実際のところです。

そのため、ご提示いただいたようなアイデアやグッズは、意味がない場合や使い方によってリスクがある可能性を意識した上で、使用を検討するということになるかと思います。


そのため、ご負担にはなってしましますが、私の考えとしては現時点ではご家族で協力しつつ、少しこまめに寝返りしていないか確認していただくというのをおすすめします。

お子さんによっては、不完全な寝返りの場合は一時的に出ただけで、またしばらく出てこなくなることも外来ではときどき耳にします。


成長に伴って、寝返りがもっと安定してくるようになれば少しずつご負担の軽減ができるのではないかと思います。


ご負担を軽減することのできる対応策をご提示できず、申し訳ありませんが、またお子さんの発達状況などによっても少し説明が変わることもありますので、適宜かかりつけの先生ともご相談いただければ幸いです。


回答としては上記となります。ご参考になりましたら幸いです。


参考:

・厚生労働省 SIDS予防 普及啓発リーフレット

 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/sids_leaflet_01.pdf

・NPO法人 SIDS家族の会 http://www.sids.gr.jp/campaign_sids.html

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2023年08月22日 12時49分


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