指名: エンゼル歯科  先生

先天性欠損歯について

10歳未満 男性

1歳8カ月の子どもは上は前歯が4本、下は前歯が3本しか生えてません。

サイドの歯は全くなく、奥歯が1本生えかけのようです。

2歳近くなるにもかかわらず、生えてこない前歯があるのは元々欠損してる可能性が高いのでしょうか?

直近の歯科受診状況は4カ月前に小児歯科、2カ月前に自治体の集合健診を受けており、いずれも「歯が生えるのが遅いけどまだ個人差の範囲内」とのことでした。

ちなみに妊娠中の栄養不足が先天性欠損歯の原因にもなると知り、早産ではないものの低出生体重児だったので、やっぱり欠損してるのかもと心配しています。

先天性欠損歯の診断方法や経過フォロー、リスクなどもあればお伺いできると幸いです。

回答済み

歯科

ご指名いただきありがとうございます。あくまでご質問の文面から推測しての回答となりますが、ほぼ心配はないと思います。標準より少し遅いですが順調に生えてきている様子がうかがえます。

乳歯の生える順序はかなりバリエーションに富んでいて個人差が大きいですが、前歯(乳中切歯と乳側切歯:AとB)がそろった後に生えてくるのは中央から3番目の乳犬歯(C)ではなくその奥の第一乳臼歯(D)のことの方が多いのです。前から奥に向かって順に生えるわけではありません。上下の乳切歯(AとB)が計7本生えて奥歯(D)が生えはじめている現在の状況は順序としては極めて自然です。

下の乳側切歯(B)が片側しか生えていないようですが、これはこれから生えてくるか、あるいは癒合歯と言って片側はAとBが合体した歯で本数としては1本少ない可能性もあります。癒合歯は5%前後のお子さんにみられますのでこれも心配不要です。

下の前歯が3本のままのようであれば将来5歳頃にX線を撮影して永久歯の状況を確認する必要はあります。

乳歯の生えるのが遅めのお子さんは、離乳食の内容を少し低月齢側に寄せて考えると良いかと思います。

歯の先天性欠如は主に永久歯の問題であり、乳歯に関しては上記した癒合歯を歯の数の不足と考えることはできますが、それ以外は稀です。歯の先天性欠如は一部の先天性の疾患で多数歯にみられることを別とすれば、遺伝的要因や人類の進化あるいは退化といったことが関連していて、妊娠中の状況や出生体重はほぼ無関係です。心配しないでかわいいお子さんの子育てを楽しんでください。

今は0歳、1歳から歯科医院を受診する時代です。小児歯科専門医などを受診して相談すればフォローしてもらえるし、歯の生え方以外にむし歯予防や歯ならび等についても的確で具体的なアドバイスを受けられるので安心かと思います。

乳歯の生える時期や順序は、日本小児歯科学会が1988年と2019年に調査をしています。下記サイトもご参考ください。

https://angel-dc.com/baby/baby04#here

https://angel-dc.com/childteeth/childteeth03#here

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2025年01月29日 21時02分


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