風邪の引き始めのフルミストの接種
10歳未満 女性
はじめまして。
3歳の娘にフルミストを今週末打つ予定です。風邪をひき始めており、従来型のインフルエンザワクチンに変更しようか迷っていまして質問させて頂きます。
予約している小児科に問い合わせたところ、少し効果が薄れるかもしれないけど軽い鼻水なら大丈夫、と言われて迷っています。
①フルミストは、鼻炎症状があると効果が落ちるということだと思いますが、接種日にどの程度の鼻水だと接種可能等、目安はありますでしょうか?
②風邪の経過で鼻水が多くなってきた場合、鼻水が溜まってでてこない場合(このパターンが娘は多いです)
接種後から数日経っているとしたら、効果は落ちないでしょうか?
例えば、接種後、元気だとしても、数日後に鼻水がでたら、これも効果が薄まるのでしょうか?
接種当日の状態のみで判断しても大丈夫でしょうか?
(抗アレルギーの薬で鼻水の調整をしてから接種する方法もあると、ネットの記事で見ましたが、服用しても効果を感じられません。)
③小児科、耳鼻科、どちらで接種しても大差はないでしょうか。
④効果が長期にわたるかもしれないということに期待してのフルミストの選択なのですが、『効果が薄まるかも』をどう捉えていいのか。。
宜しくお願い致します。
回答済み
指名質問いただきありがとうございます。
3歳のお子様にフルミストを投与予定で、風邪の引き始め〜引き終わりのためか鼻詰まりがあるということで、効果が落ちるのではないかということを懸念されているということですね。
結論としては、当日の症状だけしっかり見てもらえればいいのではないかと思っています。
質問にお答えしていきます。
1: 鼻炎症状と接種の可否について
フルミストは弱毒化したインフルエンザウイルスを鼻に噴霧することでごく軽微な感染をおこし、それによって交代を定着させるという方法で免疫機能を構築します。
そのため、鼻汁が多すぎたり、風邪により粘膜が腫れていたりすると、ワクチンが適切に鼻腔粘膜〜上咽頭粘膜に付着できないため、免疫構築の効果が落ちる可能性があります。
私は目安として
OK基準
・口呼吸はできる程度の、透明で軽い鼻水
・少なくとも片側の鼻腔は通っている
・微熱で元気
NG基準
・口呼吸になってしまう強い鼻閉や鼻汁
・38度以上の発熱・感冒症状
と考えています。
2: 鼻炎症状との関係
風邪の治りかけに「鼻水が溜まって奥から出てこない」というのはすごくよくあるケースです。 奥の方に詰まっていて鼻吸引器を使わないとひけなかったり、粘膜の腫れを鼻水と感じてしまっているのが原因だと思います。
ちなみに抗アレルギー薬はアレルギーの鼻水には効きますが、風邪の鼻水には効きません。そのため、アレルギー薬で鼻水を抑えてからフルミストというのは、風邪である場合は意味がないと思います。※アレルギーによる鼻水なら意味があるかもしれません。
風邪の引き始めといっても、子供の症状ってどうなるか結構わからないですよね。 鼻水がその後良くなるか悪くなるか、未来の予想は難しいです。
また、フルミストの影響によって鼻水が出るということもあります。
ということで、当日の症状を考えてもらえれば、基本的にいいと思います。
3: 小児科・耳鼻科どちらがいいか?
鼻腔を観察できる方が良い面もあるかもしれませんが、上記の項目でしたら耳鼻科でも小児科でも確認できますので、どちらでも問題はないかと思います。
4: 効果が薄まるかも?
これはワクチン全般に言えるのですが、正直やってみないとわからないところがあります。フルミストは接種後に多少鼻風邪っぽくなることが多いので、引きかけた風邪がひどくなったのか、フルミストの副作用なのかは残念ながら分かりません。
エビデンスがある中で唯一効果が薄まるとされているのは、フルミストをやった後にすぐタミフルなど抗インフルエンザ薬を投与する場合です。
フルミスト噴霧後はその副作用から風邪症状や発熱を生じることがあります。 この時、鼻腔抗原検査を行うと、フルミストのせいでインフルエンザが陽性になってしまうことがあります。 本当の感染なのかフルミストによるものなのかは正直判断がつきません。 症状に合わせて投薬をする場合もあります。
このようにフルミスト投与後すぐにタミフルなど抗インフルエンザ薬を投与した場合は、その後もう1回接種を検討する必要があるでしょう。
逆に言えば、その時の体調によってフルミストの効果が弱まると証明されているものは今のところありません。 上で述べたような鼻の症状を確認していただければフルミストは十分使用可能ではないかなと思います。
以上、回答させていただきます。この回答がお役に立てば幸いです。また何かありましたらお気軽に質問ください。
迅速なご回答ありがとうございます!かなり迷っていたのがすっきりしました。当日体調が悪化しないことを願うばかりです。ありがとうございました。
2025年10月08日 11時46分
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