麻疹の感染力
10歳未満 男性
投稿が二重になっていたらごめんなさい。麻疹の感染力について質問です。抗体のない生後7ヵ月半の赤ちゃんが、感染者と屋外ですれ違った可能性があり、感染リスクを知りたいです。
(7か月半の子どもの抗体)
母親の産後の抗体検査で麻疹の抗体がeia8.0で不十分だったこと、37週で子どもに十分に抗体が移行する前の出産のため、子どもの移行抗体は0の可能性があります。
(現在の状況)
・感染者が発症した日に駅に滞在していたことが発表された。
・私達家族は駅の近くに住んでおり、感染者が発症した日に外出し、家の前で車に乗ろうとしたところ、3人の集団が車の前を通り過ぎた。
・市から公表されるのは感染者が滞在した施設と時間帯のみで屋外ですれ違った可能性のある場所は公表されない。
・感染者が近くに住んでいる可能性も高く、私達家族の前を通った3人の中に感染者がいた可能性もある。
(感染者とすれ違った状況)
・赤ちゃんを助手席に乗せていた。
・助手席のドアが開いていた。
・3人が通ったのはフロントガラスのすぐ前。助手席からの距離は1.5m程度。
(画像上の車種で、画像下の位置関係です)
・3人は無言で通り過ぎた。
・3人のうち1人目の人が通り過ぎるところで、車のドアを全て閉めた。
・風向きは赤ちゃんの方を向いていた。
①万が一その3人の中に感染者がいた場合、未接種の赤ちゃんが感染するリスクは高いですか?
②接触があってから10日目になってしまい、遅いかもしれませんが、接触した人が感染者かもしれないこの状況で、麻疹発症予防のための緊急のワクチン接種は推奨されますか?
回答済み
こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。
回答が遅くなってしまい申し訳ありません。
生後7か月のお子さんが麻疹の感染者の近くを通っていた可能性があるが、感染のリスクは高いのかというご相談ですね。
今年は麻疹の発生状況に関するニュースが多く、ご不安になられるお気持ちはよくわかります。現在の状況について詳しく教えていただき、ありがとうございます。
端的な印象としては現在の感染リスクは非常に低いようには思われますが、麻疹は感染力が強いため、ゼロとは言い難いという状況かと思います。
麻疹の感染経路は接触感染や飛沫感染だけでなく、空気感染(飛沫核感染)という感染経路があります。特に空気感染による感染に注意が必要ですが、一般的「同一空間に一定時間滞在する」ことが目安とされており、例えば換気が悪い室内にいた場合には感染に注意が必要ですが、屋外で近くをすれ違うのみであれば、直接飛沫を浴びるなどがなければ感染が成立する可能性は低いように思われます。
少なくともすれ違った方々は無言で声をかけられたわけでも、咳やくしゃみを浴びたわけでもないことから、過度に心配される状況ではないと思われます。
なお、麻疹ワクチンの曝露後予防(緊急での接種)は接触から72時間以内が目安とされており、現在の状況からは緊急で接種することによる今回の接触への感染予防効果は期待できないというのが正直なところです。
ただ、生後6か月を過ぎると母体からの移行抗体は意義はあるものの、減ってしまっている状況ではあると思います。ご存知かと思いますが、国内では通常のMRワクチンは生後1歳からですが、リスクが高い場合には任意接種として生後6か月以降であれば接種は可能ではあります。
現在の流行状況であれば多くの地域では一律での任意接種までは必要ないと考えておりますが、近くに感染者がいる状況であったり、ご不安が強い場合には任意で先に接種をしておくことが安心につながるかなとは思いますので、選択肢としてかかりつけの先生とご相談いただくこともよいかもしれません。
最後に一般的に麻疹の潜伏期間は10-12日程度が目安とされておりますので、もう数日は感冒様症状や発熱、発疹などにご注意いただければと思います。
回答としては上記となります。
ご参考になりましたら幸いです。
2026年03月27日 17時57分