1か月続いている発熱の原因
10歳未満 女性
子供の発熱について質問です。
現在10ヶ月女児で出生時の異常なし、ワクチンはすべて打っています。
2月半ばから現在まで37度後半〜38度前半の熱が続いています。
私→子→夫で風邪が移り鼻水と咳がありましたが1週間程度で消えました。それから熱だけがずっと続いています。
地元のクリニックから大きな病院に紹介状をもらい週一で診察と検査中です。
培養検査・感染症の検査をしていますが何も生えず、血液検査ではクレアチニンだけが低くで、ほかの腎系の検査値、血球系すべて小児の正常範囲内。
川崎病疑いでしたが心エコーも問題なく、その他症状もなく、腹部エコーをしても何も見つからず。レントゲンも正常で血液系の癌も可能性は低いと言われました。
もともと少食でムラがありますが、機嫌も良く元気でミルクも飲み、ご飯は食べれて、元気に家で遊んでいます。
体温計もいろいろやってみたけど壊れていません。日中は薄い下着だけ、夜は薄い下着20度設定の暖房をつけて薄手のパジャマで20時〜6時まで寝ています。
今見てくれている先生はとても優しくて信頼できます。熱以外あまりにも何もなさすぎて原因が分からず先生含め私達も困惑しています。
質問としては
①先生もスタッフもいい病院であってもほかの病院の先生だとどう判断するのかなんとなく知りたいという浅はかな気持ちでセカンドオピニオンをしても信頼関係が揺らがないか
②小児はCT取らないのでしょうか?
③先生の経験の中で元気なのに熱がずっと続く病気で心当たりのある病名があるか
教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。
回答済み
ご相談いただき、ありがとうございます。
2月の半ばから1か月以上熱が続いているということですね。
しっかり大きな病院に通院され、検査等もしているがはっきり原因がわからないということでご不安かと思います。
現在の状況についての私の感じる印象をコメントさせていただいた上でそれぞれの質問に回答させていただきます。
まず、10か月のお子さんが1か月以上熱が続いているということですので、やはり原因検索は引き続き大切だと思います。ただ、一般的に小児期に特に注意が必要な「食う・寝る・遊ぶ」については今のところ大きな問題はないようですね。感染症の検査や血液検査、超音波検査、レントゲンなどの検査はやられており、特に異常がないというのも良いことではあると思います(原因がわからないことは不安につながりますが、川崎病や肺炎などではないに越したことはありません)。
一般的に熱が続く原因として多いのは感染症の関係ではありますので、もしも評価されたことがない場合には、一応は鼓膜や尿の所見などは少し気にしますが、いずれも熱が出るレベルであれば血液検査で炎症反応が上昇することがほとんどですので、可能性としては高くはないようには感じます。感染症以外にも熱が出る原因はいくつかありますが、珍しいものではあるため、引き続き経過をみつつ更なる検査をするか判断していく形が良いようには思われました。
なお、情報がないものとしては体重増加はどうか、発達面はどうか、発疹などないか、家族歴などないか、などは大切な要素ではあります。
以下質問に対しての回答です。
①セカンドオピニオンの相談をしてもよいか▶問題ありません。もちろん少し気にする人がいないわけではありませんが、ご相談者様と同じ用に担当の先生も悩まれているようでしたら、改善傾向がなく心配なので他の病院でも相談することは可能かという旨をお伝えいただければスムースです。ただ、いわゆるセカンドオピニオンは自費診療とされています。今回のように判断がつかないため更なる相談をしたいという場合には高次医療機関に紹介という形が一般的です。
②小児ではCTは取らないのか▶取らないわけではありませんが、成人と比べて被爆のリスクが高いため、最小限になるように控えています。特に動いてしまうお子さんは誰かがおさえておく必要もあり、そういった意味でも検査の負担が大きいです。もちろん状況によりますが、一般的にはある程度狙いを定めて、超音波やMRIなどで代替できない場合にCTを撮影します。
ご相談者様のお子さんの場合、例えば炎症の数値がずっと高めな場合や食事・水分摂取も困難でぐったりしている、元気がないなど他に気になる様子があるようならCTも撮影する可能性が高いように思います。
③経験の中で元気なのに熱が続く病気に心当たりはあるか▶「原因がはっきりしないけど熱が続いているという状態」は小児科のある病院では比較的よくある紹介患者さんではあります。全く原因がわからないまま自然によくなる人もいれば、ちょっとした風邪の繰り返しなど感染症の範疇だったり、薬やサプリなどが原因だったり、ご自宅の環境が問題だったり(夏場でクーラーがない家など)、高学年の子はストレスが原因だったりなど思っているより色々なパターンがあります。実際に病名としては珍しい病気も含めると非常に多くの鑑別疾患がありますが、やはり頻度が少なく、検査結果以外にも例えば発疹が出る、体重が増えない、リンパ節が腫れるなど他の症状・所見を伴うことが多いため、実際に診察しているわけではないこの場では表記は難しいのが正直なところです。
回答としては上記となります。まずは担当の先生に更なる評価のための転院を考えた方がよいのかというところを今のお気持ちをお伝えした上で判断してもらうことをおすすめします。場合によっては一度熱型などをしっかり確認するために経過観察入院なども選択肢となることもあります。
早く落ち着いてくれると良いですね。お大事になさってください。
2026年03月31日 12時39分