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相談回答詳細

皮膚にピリピリ、ヒリヒリするような痛みがあります。

40代女性

カメラ

※添付画像は投稿者ご本人と医師のみ参照可能です

49歳女性です。
8月後半より、体調が良くありません。
仕事を休むまでもないですが、とても不快な症状があちこちに出ています。

始まりは8月にバーベキューをして、お酒も食事もたくさんいただいて、その後下痢をしたことでした。

もともと過敏性腸症候群で、よく下痢をしていましたが、大建中湯でよくコントロールできていました。

ですが、バーベキューの後の夜中、急に腹が痛くなり下痢。1時間ほどして下痢がおさまったのと同時に手首や肘、膝、指などの関節が痛くなりました。
それは、痛みが強くなったり弱くなったり、それは数週間続きました。

お腹の調子も下痢はしないまでも、おならがたくさん出たり、大便がスッキリ出た感じがしない、キレが悪く、時に臭いも今までない悪臭がしたりして、それが今まで続いています。

また、アルコールをある程度以上(ビールを一口二口以上)摂取するとてきめんに下痢をするようになりました。

そして、身体のあちこちがピリピリします。
ピリピリが出現して、消えまた現れると言った感じです。
熱が出る前に、布が皮膚に擦れると嫌な感じがするのですが、そのような感覚です。
調子を崩す前から、それは下痢をする数日前に出現して、下痢が終わると消えていく事はあったのですが、今回はそれがあちこちに出てきて、なかなか消えていきません。

今は膝、太ももの内側、上腕の内側から首にかけてです。
仕事をしていれば気にならない程度ですがとても不快です。

1年半ほど前、抗核抗体160倍という結果を貰い、膠原病も心配しています。
これは10月再検査をしたら陰性になっていましたが、Ig-G抗体の値が1732で高値でした。
現在、膠原病を診察できる医師にかかって数ヶ月毎に診察を受けています。
将来、膠原病になる可能性があるので経過を見ていきましょう、との事でした。
最新の血液検査の結果を画像添付しています。
こちらの病院からはピリピリ対策として、神経障害の薬を頂いています。

また更年期障害も疑って、婦人科にもかかりエストラーナテープを処方してもらっています。
これで指の関節痛はほぼなくなりました。

今のまま、対処療法を続け様子を見て良いでしょうか?
またこのピリピリと大腸との関連はないのでしょうか?
よろしくお願いいたします

回答済み

一般内科

お辛い症状、お察し申し上げます。 膠原病科の医師が診療中とのことで、直接診療していない私が追加で申し上げられることは少ないのですが、現在の症状の多くが更年期障害で説明できる範疇と思います。IgGは確かに基準値を超えている模様ですが、極端な上昇ではなく、このワンポイントであれば特定の疾患を示唆するものではなさそうです。抗核抗体も持続的陽性「ではない」というのは膠原病の可能性を下げる検査結果です。 皮膚のピリピリ感と抗核抗体陽性・IgG上昇をリンクさせると「シェーグレン症候群」という膠原病の可能性が残ります。これは涙腺・唾液腺などの外分泌腺を主座として起きる自己免疫疾患で、多彩な症状を特徴としますが、経過中にしばしば目や口の乾燥(ドライアイ、ドライマウス)を伴います。 おそらく、診療しておられる膠原病科医もその症候群を念頭にフォローしておられるものと思われますが、目や口の乾燥があるようでしたら、改めてご相談になって下さい。 皮膚のピリピリ感と大腸(過敏性腸症候群の疑い)については、かなり稀な病気でなければ関連ないと思われます。ただ、これは直接診療させて頂かなければなんとも言い難い部分が大きいです。 いま頂いた情報から判断すると、現在受けておられる治療方針に賛成です。更年期障害の幾つかの症状(関節、皮膚など)は膠原病の症状と見分けがつきづらいので、不安な点・気になる点は外来主治医の先生に直接ご確認いただくことをお勧めいたします。

ご回答ありがとうございました。
Twitter上で、膠原病の的確な診断ができる医師が少ない、という膠原病の医師の発言を何度か目にしていたので不安がありました。
しかし、専門家である萩野先生から回答をいただき大変安心する事ができました。ありがとうございます。

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2021年12月28日 19時52分


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リウマチ・膠原病は、近年病態生理の解明が急速に進み、診断・治療の進歩が著しい分野ですが、本邦では専門医が少ない分野でもあります。お悩みのことがございましたら、お気軽にご相談下さい。

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