相談詳細

峰 宗太郎 先生

帯状疱疹の再発について

40代 女性

ばぶ先生 はじめまして。 いつも有益な情報発信ありがとうございます。 相談よろしくお願い致します。 私は約半年前に帯状疱疹に罹りました。 患部が広域で症状が重かったのですが、軽い人に比べ体内に残っているウイルス量が多い(強力な帯状疱疹ワクチンを打ったのと同じ)と考えていいのでしょうか?10年くらいは再発の心配をせずに過ごしたいです。 ばぶ先生、お忙しい中恐縮ですがご回答よろしくお願い致します。

回答済み

皮膚科

ご質問ありがとうございます。大変でしたね。 水痘・帯状疱疹は、ヘルペスウイルス3型(HHV3)別名水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)というウイルスによって起こります。このウイルスは、初めて感染するときには水ぼうそうをおこし、その後身体の中の神経の中に一生潜んでいて、免疫の調子がよくなくなったときに再活性化して帯状疱疹を起こします。 帯状疱疹がおこったということは、以前にすでにVZVに感染していたということなのですね。 帯状疱疹の症状がどのぐらい重くなるかは免疫の状態や、ウイルスの再活性化の程度によると考えられています。一度収まれば症状の重い軽いにかかわらず、また神経内にウイルスがある量潜むことになります。症状が重かったから体内に残っているウイルスが多いとは限りません。 ただし、つよく症状が出た場合には、免疫が強く反応しますので、抗体や細胞障害性T細胞などはつよく再感作されて免疫はしっかりとできると考えられています。 10年間を保証することはできませんが、ある程度長く免疫が持つ場合もあると考えられます。ただし、もし基礎疾患(免疫関係やがんなど)が潜んでいた場合、年齢とともに免疫状態がよくなくなっていた場合などは、免疫が確実についているとは言えない場合もあります。 50歳をこえるぐらいで帯状疱疹ワクチンを接種することは、お勧めできますね。

2021年09月05日 23時13分


参考になりましたか?
ハートを贈り峰 宗太郎先生をサポートしよう!

病理専門医の峰宗太郎です。
内科一般のごく基本的な質問や、病理診断に関しての質問を中心にお受けいたします。