指名:こどアレ@小児科&アレルギー 先生

卵の加熱方法について

10歳未満女性

現在8ヶ月になる娘を完ミで育てております。
アトピーとは言われていませんが、たまに軽度の肌荒れ(ぷつぷつ赤くなる)が起き、肌のざらつきが残ることがあるため、ロコイドと保湿剤を混合したものを1日1回塗布しています。

離乳食のアレルギーチェックにおける卵の加熱方法についてご相談させてください。

20分のゆで卵の卵黄耳かき1杯からスタートし(量が多すぎて卵黄は1/2個が限界でしたが)、現在は卵白1/4まで異常なく進んでいます。
もともと少食で卵白もまるまる全部食べるのは難しそうなので、卵の加熱時間を少なくすることでもう少し様子を見ようと考えています。

そこで、これまでは小鍋でゆで卵を作っていたのですが、少し手間なのでタイマー付きの蒸し器(「ゆで卵メーカー」のような名称で売っているもの)で加熱しようと思ったのですが、アレルゲンの残りやすさ?に差は出るのでしょうか。
20分のゆで卵と、20分の蒸し卵では含まれるアレルゲンの量が異なるのかということをお聞きできればと存じます。

いろいろ検索したりしてみたのですが、情報が見つからず‥もし分かればご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

回答済み

小児科

ご指名でのご相談ありがとうございます。卵の加熱方法について、8ヶ月のお子さん、「たまに軽度の肌荒れがありロコイドと保湿剤を塗布、ゆで卵の卵黄耳かき1杯から開始、現在は卵白1/4個まで進んでいる、もともと少食で卵白丸1個食べるのは困難、卵の加熱時間を少なくしようと思っている、ゆで卵作成の蒸し器だとアレルゲンの残りやすさに差があるのか?」というご質問でした。

ご指摘のように鶏卵でアレルギー症状が出やすいかどうかは加熱の影響を強く受けます。もちろん、お子さんの卵アレルギーの原因が「オボムコイド」なのか「オボアルブミン」なのかにもよりますが、食べ進めるにあたっては、充分加熱されているものから食べ進める方がアレルギー症状が出るリスクは下げられます。

卵の加熱具合は「加熱温度を上げるほど」「加熱時間を長くするほど」よりアレルゲン性が低下します。実は、僕のnoteの記事、「鶏卵アレルギー:鶏卵に関するお役立ち知識&誤解されていそうなこと」で詳しく解説しておりますので、ぜひご参考にしてください。

20分間調理の「ゆで卵」と「蒸し卵」については、調理器で卵の中心温度がどれくらいまで上がるかにはよりますが、20分間も調理すれば問題ないのではないかと考えられます。

ちなみに、8ヶ月のお子さんで卵白1/4個食べられているということは既に結構卵を食べられておりますし、重症な卵アレルギーの可能性は低いと考えられますので、それほど焦って食べ進める必要はないかと個人的には考えたりもします。もし、少食でお困りでさらに卵を食べ進めようとされるのであれば、しっかり加熱した「炒り卵」「薄焼き卵」にされると、全卵ながら卵1個分の重量が少し減り、料理への使い勝手が良くなったり、気分転換になったりするかも知れません(炒り卵などの作成方法についての先のnoteに簡単ですが書いております)

以上、ご参考になれば幸いです。

早速のご回答ありがとうございました。早く卵のチェックを終わらせたい‥と思ってしまっていたので、蒸し卵や炒り卵など、調理法を変えつつ焦らず進めてみたいと思います!

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2023年07月09日 12時19分


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