指名:こどアレ@小児科&アレルギー 先生

早産児の離乳食開始について

10歳未満女性

早産極低出生体重児の次女の離乳食開始について相談させていただきます。

昨年12月に1297㌘で生まれ、現在修正月齢で5ヶ月になりました。
現在2ヶ月に1度、出産した総合病院にて発達のフォローをしてもらっています。
離乳食の開始については特に指示がなく、修正月齢で5〜6ヶ月、お座りが少しずつ長くできるようになったら等、一般的な開始の目安で始めようかと思っていましたが、以前離乳食の開始が遅れるとアレルギーのリスクが高まると拝見したので、今すぐにでも始めたほうがいいのか心配になりました。

長女も低出生体重児、6ヶ月で離乳食開始、なかなか進まず、鶏卵と魚卵のアレルギーが後にわかりました。(現在鶏卵はアレルギー専門医の元、経口負荷試験により全卵解除になりました。)
夫がアトピー、私も過去にアトピーだったので何かしらの因子はもっているものだとアレルギー専門医に言われたため、次女のアレルギーが心配です。

極低出生体重児でも離乳食を進めるペースは一般的な月齢、発達状況と同じでも構わないのでしょうか。
アレルギーのリスクを考慮するにあたって何か気をつける点等がありましたら、教えてください。

回答済み

小児科,皮膚科

ご指名でのご相談ありがとうございます。早産児の離乳食開始について、「極低出生体重児(1297g)、修正5か月、離乳食の開始が遅れるとアレルギーのリスクが高まると知り心配、2か月に1回病院通院、離乳食については聞いてない、姉低出生体重児・鶏卵と魚卵のアレルギー、両親アトピー性皮膚炎、極低出生体重児でも離乳食の開始は一般的な月齢・発達状況と同じで良いのか?アレルギーのリスクについて気を付ける点があるか?」というご質問でした。

ぜひ通院されている小児科の先生にご相談頂くと良いですが、一般的なことでご回答しておきます。早産の赤ちゃんに関しても、修正月齢で5-6ヶ月から、特に発達の個人差は大きくなりますので、赤ちゃんの様子をご観察頂き、「首の座りがしっかりしている」「短時間座れるようになる」「大人の食べているものに興味を示す」「スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる」などが開始の目安になろうかと思います(参照:「生後5ヶ月からの離乳スタートガイド(厚生労働省)」)。

そもそも離乳食の開始が遅れることだけで食物アレルギーになる訳ではありませんので、食物アレルギーの予防のためだけに離乳食の開始を急ぐ必要はなく、あくまでお子さんの成長・発達に併せて進めていかれると良いかと思います。極端に遅らせることでなければリスクはそれほど上がらないと思われます。ご存じかと思われますが、食物アレルギーの発症には「お子さんのアレルギー体質の強さ」「お子さんの皮ふの状態」「周囲のアレルゲンの量」「アレルゲンを食べ進めているか」などが関係しておりますが、お子さんの場合、「アレルギー体質」はありそうですので、離乳食の食べ進め以外にも、「お子さんの皮ふの状態」「周囲のアレルゲンの量」について対策されると良いかも知れません。普段のスキンケア(洗浄・保湿・湿疹の治療など)で出来るだけお子さんの皮ふを良い状態に保ち、周囲の環境、埃などに混ざって散らばっているアレルゲンを減らすべく可能な範囲で掃除をする、などの対策も食物アレルギーの予防になる可能性があります。

ぜひ通院されている小児科の先生、ご家族ともご相談されて、離乳食の開始や予防対策などについてご検討されると良いかと思います。

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2023年07月14日 13時40分


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