指名:こどアレ@小児科&アレルギー 先生

日本脳炎ワクチンの早期接種について

10歳未満男性

先生の日本脳炎に関する注意喚起ツイートを拝見しました。

0歳の子どもがおります。

私の住む都道府県は2022年度抗体未調査のようでした。

ただ今後旅行等で他県に行く可能性もあることや、3歳まで待たずに予防接種を出来ることを知り、早めの接種を検討してます。

①3歳を待たずに接種することで、ワクチン副反応が重くなる可能性はありますか?

②早めの接種をした場合、万が一何かあれば、公の救済制度(補償制度)の対象になりますか?

③もしもかかりつけ医が早めの接種に難色を示した場合、接種してくれる他の小児科で接種しても問題ないですか?
(かかりつけとの関係が悪化するかもしれませんが、それ以外で何か医学的なデメリット等はありますか…?)

④近くに水田や養豚場がなければ過度な警戒・心配は不要ですか?

色々お尋ねさせていただきお手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。

回答済み

小児科

ご指名でのご相談ありがとうございます。日本脳炎ワクチンの早期接種について、0歳のお子さん、早めの接種を検討しているとのことでご質問を3つ頂きました。


こちらのツイート(https://twitter.com/kodoare/status/1684521745011953665?s=46&t=r81WH_0zf62yGivWgi5ECg)を受けてのご質問のようですが、3歳未満での接種についてのご質問となります。


①3歳未満で接種することで副反応が強くなる可能性はあるか?

実は日本脳炎ワクチンの接種する量は、3歳未満では0.25ml、3歳以上で0.5mlと異なります。3歳未満での接種でも安全性は問題無いとされておりますが、副反応の出方には個人差があります。3歳以上用の半分に設定されておりますので、副反応のご心配より効果をご心配される親御さんがいらっしゃいますが、日本小児科学会から出せれている「日本脳炎罹患リスクの高い者に対する生後6か月からの日本脳炎ワクチンの推奨について」の中に、「1期接種を初回接種から追加接種まで全て0.25mLで済ませた場合でも、免疫原性に問題がないことが確認されていますので、標準的な2期接種の時期(9歳以上13歳未満)までの間に、それ以上の追加的接種をする必要はありません」と書かれております。


②3歳未満で接種をして何かあっても公の補償制度の対象になるのか?

定期接種の1期接種として、接種可能な時期は生後6ヶ月~90ヶ月となっており、この間の接種であれば補償の対象となります。


③かかりつけ医で接種出来ない場合、他の小児科で接種しても問題ないか?

「かかりつけとの関係が悪化するかも知れない」とのことでしたが、それはあり得ます。確かに、先生によっては、ご自身の考えを否定されたと思われるかも知れません。どこで接種されても医学的なデメリットはありません。かかりつけの先生のところで接種出来ると良いのですが…。

以上となります。ご参考になれば幸いです。

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2023年07月30日 17時27分


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