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相談詳細

赤ちゃんの行動範囲の広げ方について

10歳未満女性

先生方、いつも丁寧な回答をありがとうございます。色々な質問を拝見させていただいています。

年長さんと生後2ヶ月の娘を育てています。
年長さんの息子に、家族でお出かけをしたいと言われました。息子には妊娠中から我慢をさせてばかりなので、できれば叶えてあげたいと思っています。
とはいえ娘は予防接種が始まったばかりで、公共交通機関に乗せることを躊躇っています。車を持っていないので、近所の公園以外に行こうとすると公共交通機関は避けられません。

この危険な暑さやラッシュ時やお出かけ先での過度な人混み(ディズニーランドや満員の映画館など?)はもちろん避け、息子も娘も体調が良い時なのを前提として、一般的な乗車率の公共交通機関を含めたお出かけはどのくらいの時期(何回目の予防接種をした後)からならリスクが抑えられますでしょうか。

回答済み

小児科

こんにちは。ご相談いただき、ありがとうございます。

生後2か月のお子さんが、年長さんの兄と一緒に公共交通機関を利用して外出するのは、リスクの観点からはどのくらいの時期からが勧められるかというご相談ですね。

明確な答えはない領域ではありますが、ごきょうだいへの配慮という観点も大切なことなのは間違いありませんので、一般的な情報と私の考えについてお答えさせていただきます。


まず、一般的に交通機関の利用における年齢制限は以下の通りです。

・車・タクシー:制限なし

・電車・新幹線:制限なし

・飛行機:生後8日目以降

基本的に公共交通機関の利用に関して年齢制限はほとんどないという認識で良いのかなと思います。ただ、これらは必要があれば使用できるという基準であり、推奨するかどうかとはまた別問題ではあります。


乳児期の移動について相談された場合には、ワクチン接種による感染症の予防はもちろん大切ですが、お子さんの安全性を確保するためには発達段階という要素も大切です。

私が外来でお答えするときには、ワクチンを何回接種しているかということはそれほど重要視はしておらず、年齢に対して必要なワクチン接種ができていることが大切だと考えています。


以下が乳児の外出に関する私自身の個人的な印象です。


① 重要性・必要性が高い外出:転居や里帰りからの戻りなど避けられない移動に関してはどの月齢でもある程度仕方がないと思います。冠婚葬祭など、赤ちゃんの参加に関しては避けることが可能なものは、少なくとも1か月検診以降、できれば4か月以降くらい。


② 重要性・必要性はそれほど高くない外出

・外気浴、近隣の親族や友人への顔みせ:生後1か月以降

・きょうだいの付き添いでの公園や買い物:短時間であれば生後2か月以降(1回目の予防接種終了以降)

・公共交通機関での移動を含めた移動:首のすわりを確認できた4か月検診以降

・テーマパークや泊まりも含めた小旅行:座位も安定した生後7-8か月以降

・飛行機での移動も含めたある程度の旅行:1歳以降、ご家族としての楽しみ以上に本人の記憶に残したいということもある旅行は3-4歳以降くらい


外出時には、熱中症対策や感染対策はもちろん必要ですが

・哺乳場所の確認(ミルクの場合はお湯の確保も含めて)

・環境による温度変化への対策(暑すぎる・寒すぎる)

・ぐずった場合の対策

・離乳食開始後はアレルギー対策(外出先で新しいものを食べない)

・体調不良時の対策(周辺の病院情報の確認)

なども含めて配慮していただけると、外出時の安全性を高めることができると思います。


どちらかというと外出の大変さ、注意事項に関することが主体となってしまいましたが、外出自体はごきょうだいだけでなく、ご家族にとってもリフレッシュにつながるので良いこともたくさんあります。

ご家庭によりますが、普段あまり育児に関われていなかったお父さんがお子さんと一緒に過ごしやすくなったりすることもよくあります。

ある程度対策は意識しつつ、少しずつ慣らしていただくのが良いのかなと思います。


上記となります。ご参考になりましたら幸いです。

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2023年07月31日 17時03分


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小児科専門医です。専門はアレルギーですが、小児に関することは幅広く診療しています。何かしらお力になれれば幸いです。

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