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市販洗口液の効果

30代 男性

洗口液って効果あるのでしょうか?1日2回のブラッシングとフロスなどの歯間ケアはよく耳にしますが、そういえば洗口液はあまり聞かないなと思いました。市販の洗口液は口腔ケアにはあまり有効ではないのでしょうか?フッ素の含有量が少ないということでしょうか?

回答済み

歯科

こんにちは。 洗口液の効果についてのご質問ということですね。 洗口液の期待される効果としてメーカーがうたっているものには、主に「歯周病予防」や「虫歯予防」などがあります。 まず歯周病予防の為には、歯に付いている「プラーク(細菌のかたまり)」をこすって落とすということが重要になりますので、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使うことが必要となります。 洗口液だけではプラークを歯から剥がすことができないからです。 また虫歯予防については以下のことが重要になります。 ①年齢に合わせた濃度のフッ素入り歯磨剤(大人であれば1450ppmの濃度のもの)を1回2cm使うこと。 その歯磨剤を最低1日2回(朝食後と就寝前)使い、うがいを少量の水で2回までにするとフッ素が歯の表面に残るので効果的です。 ②水分補給は甘くないお水かお茶にして、 だらだら食べないように注意すること。 甘い飲み物やおやつを食べるのであれば、お食事と一緒のタイミングでとると良いです。それらの回数が増えるほど虫歯になりやすいです。 (詳しくは「ステファンカーブ」で検索してみてください) つまり、「虫歯予防」という観点からするとフッ素が重要な役割を果たすので、上記の①と②を守った上でさらに虫歯予防のために何かしたいということであれば、フッ素洗口液をお使いになると良いでしょう。 フッ素洗口液が虫歯予防に特に有効とされているのは4歳〜中学生までのお子さんですが、大人にとっても意味はあります。 (歯科医院によっては市販のものよりも高濃度のフッ素洗口液が買えます。) 以上、簡単に洗口液のことをお話しましたが、詳しくはかかりつけの歯科医院でご自分のお口の状態をしっかり検査してもらい、アドバイスをもらって下さい。

皆さんの意見を吟味すると使い方や商品を一度かかりつけに相談した方が良さそうですね!ありがとうございます❣️3人の歯科医の方からアドバイスもらえてすごく助かりました!

2022年02月25日 19時16分


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都内で歯科医院の院長をしております。
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こんにちは。ご質問ありがとうございます。 洗口剤につきましてはその単体使用では効果はほぼないと思っていただいた方が良いかと思います。 パッケージの使用法の欄にも書かれていますが、ブラッシングの前後での使用となっており、ブラッシングとの併用が基本となっております。 歯の表面に存在するプラークと呼ばれる細菌の凝集体はうがいや水洗では基本的に落とすことが出来ません。 そしてそのプラークが歯周病や虫歯の原因ですので、除去できない以上効果も期待できないという寸法です。 ただ昼食後時間がなくて・・・などどうしても歯磨きが出来ない状況下において、フッ化物の含まれた洗口剤を使用することは虫歯予防に関しては無意味ではないと思ってますのでそういう状況下での使用はアリかもしれません。 基本な優先順位は ブラッシング>>>>洗口剤>何もしない みたいな感じですかね。 そしてブラッシング以上に重要なのは食生活などになってきます。 ここら辺は予防に力を入れている歯科医院さんにて指導していただく必要があるかと思いますので、もししばらく歯科医院を受診していないのであれば受診されることをお勧めします。 ご参考程度にしていただければ幸いです。

何もしないよりはマシくらいに思っていた方がいいんですね…。ありがとうございます!参考になりました!

2022年02月25日 17時07分


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こんにちは。
北関東で小ぢんまりとした歯科医院の院長をしています。
専門医も認定医も持っていないのでわかる範囲での回答とさせていただきます。
22時くらいには寝ますのでそれまでは回答できると思いますヽ(゚∀゚)ノ パッ☆

ご質問ありがとうございます。 まず洗口液の使用目的には、一般的に3つ考えられます。 ①むし歯予防 ②歯周病予防 ③口臭対策 この3つだと思います。 (「イソジンで新型コロナ対策だ!」などと言っている方もいるかも知れませんが、今回は無視します。) 1つずつ解説します。 ①むし歯予防 むし歯予防目的に洗口液を使う場合は、一番重要になってくるのは、おっしゃるとおりフッ素(フッ素化合物)です。この目的の洗口は『フッ化物洗口』と名前がついており、使われる洗口液も『フッ化物洗口剤』なんて呼ばれ方をします。歯科医院で処方されるものや市販で購入できるものもありますが、フッ化物イオン濃度225~250ppm付近であることが特徴です。(※1) フッ化物洗口は単体でもむし歯予防効果が期待できますし、フッ化物配合歯磨剤と併用することでもむし歯予防効果がUPすると考えられています。(※2) ②歯周病予防 歯周病対策の洗口液(クロルヘキシジンなど)が、歯周病の原因の1つである歯垢(プラーク)を抑えてくれて、歯肉の腫れの予防や改善につながることは”ある程度”期待できます。(※3) しかし、毎日長期間使うことでの影響は研究が未だ不十分です。たとえば、洗口液に含まれるアルコール成分ががんを引き起こす可能性があるんじゃないか?と言われていたり(※4)、口の中のいわゆる善玉菌も殺してしまうことで悪影響もあるんじゃないか?(※5)と言われていたりします。 そのため、私としては歯科医院で必要な時に処方してもらって短期間に使って頂くの良いのじゃないか?と思います。 ③口臭対策 口臭対策としての洗口液は、少なくとも使用直後は洗口液の匂いが口臭をカバーするような働きもあるので、効果があるように思いますが、 厳密な意味で口臭に効果があるかは難しいところで、しっかりした研究が不足しているようです。(※6) 口臭といっても、原因も色々ですし、ちゃんと対策が効果があるかどうかは自分では分かりにくいので、口臭が気になるのであれば、口臭を扱っている歯科医院などにかかられるのが良いと思います。 以上を簡単にまとめてしまえば、 ①以外は(ホントは①も含めて)お近くの歯医者さんなどで相談の上、使用して頂くのがベストかと思います。 ※1【参考:フッ化物洗口について】 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-009.html ※2【参考文献:フッ化物洗口の効果】 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19772849/ ※3【参考文献:クロルヘキシジン洗口液の効果】 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK115961/ ※4【参考文献:うがい薬と頭頸部のがん】 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4752930/ ※5【参考文献:うがい薬と糖尿病のリスク】 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6628144/ ※6【参考文献:口臭対策の効果】 https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD012213.pub2/full?highlightAbstract=halitosi%7Chalitosis

なるほど、、、単に使えば良いと言うわけではなく使用方法もきちんと考慮しなければいけないんですね。少しでも効果があるならと考えてましたが、かかりつけに相談してみます!

2022年02月25日 18時28分


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はじめまして。
普段の診療は、むし歯治療、歯周病治療、審美修復、入れ歯、インプラント、矯正治療、ホワイトニングなどを扱っています。
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