円錐切除後、AIS末端「?」に対する対応
30代女性
先日術前診断CIN3に対する円錐切除術を受けました。病理検査の結果、CIN3に対してはマージンを持って断端陰性だったのですが、同時にAISが見つかりました。しかし断端が「?」という結果だったのもあり、どの様に対応するべきか迷っています。
主治医の先生とは、元々妊孕性温存希望だったのでもう一度円錐切除を受けようと手術日の予約までして帰ってきたのですが、帰ってきてからAISのスキップの可能性や、CINに対して進行速度が早いこと、いざ浸潤がんになった際の治療の難しさを考えると、子宮摘出したほうがいいのではないかと考え出しました。(お医者様から簡単に説明はありましたが、文献を読んだりして今一度怖くなってきました。)
すでに子供が2人おり、3人目を希望していたものの、現状を考えると2人を問題なく育てる可能性を追求したほうがいいのではと考え始めています。
もちろん再びうけた円錐切除で末端陽性だったら結局子宮摘出になるのですが、もはやスキップしている可能性があるなら1番ましな今のうちに子宮をとっておいたほうがいいのではないかと迷いだしました。。
どの様に考えたほうがいいのか、どう決断に折り合いをつけたらいいのか、もし何かアドバイスがありましたらお医者様としてのご意見でも、個人的なご家族をおもちの先生としてのご意見でもいいので、お聞かせ頂けると幸甚です。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答済み
ご質問及び詳細な状況をお伝え頂き、ありがとうございます。
"主治医の先生とは、元々妊孕性温存希望だったのでもう一度円錐切除を受けようと手術日の予約までして帰ってきたのですが、帰ってきてからAISのスキップの可能性や、CINに対して進行速度が早いこと、いざ浸潤がんになった際の治療の難しさを考えると、子宮摘出したほうがいいのではないかと考え出しました。"
ここまで状況をご自身で理解できており、それでもご不安なご心境なのかと思います。
ただ、このご相談の件に関しては、手術中の解剖学的な所見や、病理医の判定の詳細などが最も重要な点になります。
上記の情報だけで、経過観察・追加の円錐切除術・子宮摘出術のメリットとデメリットをお伝えするのは、残念ながら難しいです。
あくまで一般的な対応ですが、追加の円錐切除術の結果を踏まえて、今後の相談をしていく状況ではあります。
あまりお力になれず申し訳ありませんが、主治医と再度相談されるのが最も良いかと思います。
2023年09月07日 23時24分
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これまでの勤務先では生理・避妊などの女性特有のお悩みや性感染症などのご相談や治療を行ってきましたが、特に子宮頸がん治療にも専従していました。
現在は子宮頸がん検診やオンラインでの低用量ピルなどの処方、HPVワクチンの説明を行っています。
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を常に意識していますので、ご遠慮なくご相談ください。