指名:相川晴(HAL) 先生

乳児の鉄欠乏性貧血。食事の工夫以外に何かしてやれることはあるか

10歳未満男性

完母の7ヶ月男児。出生時2550g、現在8キロほどです。
先週、卵黄アレルギー疑いのため血液検査を受けたところ
血清鉄28、ヘモグロビン値9.1で鉄欠乏性貧血と言われ鉄剤が処方されました。

6ヶ月ごろより離乳食開始、4~5日目から2回食。
初期より鉄分ヨーグルト・鶏肝粉末・ひき肉・鉄強化のBF・粉ミルクを取り入れるなどしていました(毎食ほぼ完食)。
病院で食事内容を伝えたところ、ビタミンA過剰になっても困るので食事はこれまでどおりでと指導されました。

正直、できるだけの対策はしていたつもりだったので
これ以上何をすべきだったんだろう?という気がしてショックです。
鉄欠乏は食事以外にも何か要因があるのでしょうか。
食事はこれまでどおりとなると、何か日常生活で予防的にできることなどありますか。
お忙しいところ恐れ入りますが、お教えいただけましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

回答済み

一般内科

ご質問ありがとうございます。

完母の7ヶ月の男の子、鉄欠乏性貧血と言われて鉄剤を処方されている。鉄欠乏は食事以外にも何か要因があるのか、食事はこれまでどおりと言われているが、何か他に予防的にできることがあるか? といったご相談ですね。


食事内容を拝見しましたが、見る範囲、現在の食事でできる限りのことはされていると思います。大変素晴らしいです。

一般論としまして、早産のお子さんや低出生体重児といった小さめさんの場合、お母さんのお腹の中で十分に鉄を蓄える前に生まれてきていることがあります。完母だと母乳からの鉄分は微量なので、体の中の鉄を使って成長していきます。通常であれば6ヶ月ごろまで問題ない(体の中の鉄でまかなえる)のですが、もともと体の中の鉄が少ない場合は早い段階で鉄が足りなくなって、鉄欠乏状態になるんですね。お子さんの場合がどうかというのはここでは診断することはできませんが、特に現在鉄が不足するような疾患がないのであれば、生まれた時が若干小さめさんのようですし、そこが原因だったのではないかな? という印象です。

そのままだともっと鉄欠乏が進行していたかもしれないのですが、6ヶ月でしっかり鉄を意識した食事をされていたので(本当によく頑張られていると思います)、このくらいの値でとどまれたんじゃないかなと思います。このタイミングで検査をしてくださった先生にも感謝です。

ですので、特になにか病気と言われていなければ、原因は「元々の鉄が足りない」ことですので、一旦鉄剤を使用してしっかり鉄を補充してあげることが一番の治療になります。一旦しっかりあがれば、あとは現在のように鉄を意識した食事をされれば、そこからの需要と供給のバランスがとれますので、それで予防としては十分ではないかと思います。鉄剤をやめる頃には、今より離乳食が進んで、いろいろなものが食べられるようになっていると思いますので、その時に食べることができるもので工夫してあげてくださいね。

また不安なことや気になること等ありましたら、鉄剤を処方してくれている先生ともぜひご相談ください。


以上になります。

少しでも参考になれば幸いです。

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2023年09月15日 10時36分


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