至急お願いします。

30代女性

カメラ

※添付画像は投稿者ご本人と医師のみ参照可能です

今年の春に子宮頸癌検査を受けて、
3a lsil
扁平側細胞 表層 ++
      膀基底 +
円柱上皮細胞 頸管内膜 +
遊走細胞 好中球 +
中間層ないし表層と思われる細胞に核の腫大とクロマチンの増生が認められます。核型に不整があり小塊が認められ、koilocytosisが見られることによりmild dysplasiaと診断します。

上記結果で52で、半年に1回の経過観察となりました。

半年経ったので再検査した結果が出ました。
3a lsil
扁平側細胞 表層 ++
      中層 +
遊走細胞 好中球 +
細菌       −

好中球の1.5〜2倍はあり、核縁不整肥厚と
やや粗微粒状クロマチンを配合した濃線核を呈わし、明瞭なkoilocytosisをあらわし、両感染異形中層の100個超集塊とか、十数個から数十個集塊を多数認めます。mild dysplasiaとHPVinfection susp

これは前回と比べて悪くなってるようなことが書かれていますが、いまいちよくわかりません。解説と今後の治療について教えてください。

回答済み

産婦人科

ご質問及び詳細な状況をお伝え頂き、ありがとうございます。


結論から言えば、どちらもハイリスクHPVであるHPV 52の感染が原因と考えられるClass 3a及びLSIL(low grade squamous intraepithelial lesion)という状況で、悪化も改善もしていません。日本語だと子宮頸部軽度異形成という状況です。

この病変から子宮頸がんを発症する可能性が高いわけではないですが、こういった異常が見られないような他の方よりは子宮頸がんへ進行してしまう可能性がやや高いので、慎重に経過を見ていく必要があります。

残念ながら、こればかりはご自身で対策できる事はないので、定期的に検査を繰り返していくしかありません。

多くの方は年単位の経過観察が必要になりますが、自然に改善していきます。

もし悪化するようならその時点で治療を行う事が多いですが、円錐切除術という子宮の一部を切除する方法やレーザー蒸散術というレーザー治療もあります。その選択に関しては、その都度医師と相談して方針を決めていくことになります。

今後の見通しがなかなか立たず心理的な負担も大きいかと思いますが、このような病変がある方には、現状では上記の方針しかない点はご了承ください。


上記の回答で、少しでもお力になれれば幸いです。

4

2023年11月16日 14時12分


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産婦人科医として10年間以上の勤務歴があります。
これまでの勤務先では生理・避妊などの女性特有のお悩みや性感染症などのご相談や治療を行ってきましたが、特に子宮頸がん治療にも専従していました。
現在は子宮頸がん検診やオンラインでの低用量ピルなどの処方、HPVワクチンの説明を行っています。
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を常に意識していますので、ご遠慮なくご相談ください。

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