指名:精神科医HANA 先生

緊張時の体調不良と受診について

20代女性

精神科というより心療内科的な質問になってしまっているかもしれません、申し訳ありません…。
私は緊張すると後鼻漏が出て、唾を飲むと気持ち悪くなります(小学生低学年頃から自覚症状がありリラックスしてる時は表れません)。
更に高2の頃から緊張すると鼻の奥が乾燥したり違和感が強く出るようになり後鼻漏も重なって余計辛くなりました。そこから水を飲んで気持ち悪さをなんとか対処するようになりました。しかしそのせいで飲食禁止な場所や状況(卒業式等の式典だったり観劇やコンサート、講堂、劇場…)が苦手、行けなくなってしまいました。観劇やクラシックコンサートに行きたいと思っても気持ち悪くなった時にすぐ水が飲めないと考え行けません。卒業式の時は目を瞑って寝たふりをしてなんとか過ごしました。高校生時に耳鼻科でスコープ診察して貰いましたが鼻の奥は綺麗で異常なしと言われました。心療内科に行けば治るのでしょうか?緊張による多少の気持ち悪さは誰にでもあると思いますが、生活に支障が出ているのでなんとかしたいです…。
また私は他にも、少食故に外食恐怖症がある
ため友人と遊ぶのを避けてしまう・心配事があるとその事ばかり数日ずっとシミュレーションしてしまう(確認行為)など生活においての悩みが沢山あります。心療内科やカウンセリング・認知行動療法は1つの問題をゆっくり解決していくイメージがあるのですが私のように悩みが複数ある場合でも、相談しても良いのでしょうか?そして相談する場合、診察する先生やカウンセラーさんに何と言えば良いでしょうか…。(「悩みが◯個あり、それぞれこういう症状で全て改善したい」とかでしょうか…)

回答済み

精神科

ご指名いただきありがとうございます!精神科医HANAです。

緊張すると後鼻漏が出て唾を飲むと気持ち悪くなるというお悩みは、小学生低学年頃から自覚しているとのことですね。また、高校2年生の頃からは、鼻の奥が乾燥したり違和感を感じるようになり、その結果後鼻漏も重なって症状が悪化したとのこと。これに対処するために水を飲むことが多くなり、飲食が禁止される場所や状況が苦手になってしまったということですね。

耳鼻科での診察で鼻の奥に異常がないと診断されたことから、相談者様の症状は精神的な要因、心身の緊張による可能性が高いと考えられます。このような場合、心療内科や精神科での相談が効果的である可能性が高いと考えます。心療内科や精神科では、緊張やストレスによる身体症状に対する治療が行われ、認知行動療法などの心理療法を通じて、症状の軽減を目指すことができます。

また、少食による外食恐怖症や、心配事があるとそればかりシミュレーションしてしまうという悩みについても、心療内科や精神科での相談が有効な可能性があります。もちろん、複数の悩みを抱えている場合でも相談することが可能です。一度にすべての問題をスピード感を持って解決するのは難しいかもしれませんが、順を追って一つ一つ解決していくことが可能であると思います。

相談の際には、具体的な悩みや症状を整理して伝えると良いでしょう。「緊張すると後鼻漏が出て気持ち悪くなる」「飲食禁止な場所での緊張が辛い」「少食による外食恐怖症がある」「心配事があるとそればかりシミュレーションしてしまう」といった具体的な症状と、それが日常生活にどのように影響しているかを伝えることが重要です。例えば、「悩みがいくつかあり、それぞれこういう症状で、生活に支障が出ているので改善したい」と伝えると、医師やカウンセラーも具体的な対応がしやすくなるでしょう。

心療内科や精神科は、相談者様の悩みを解決するための一助になると思いますので、ぜひ一度相談してみてください。

回答になっておりますでしょうか。相談者様の悩みが少しでも解決されることを祈っております。

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2024年05月19日 18時14分


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精神科指導医、公認心理師、産業医などの資格あり。得意分野は薬物療法、老年精神医学(共に関連学会の専門医資格あり)ですが、精神科一般の幅広いご相談にお答えできればと思っています。普段は医師の悩み相談も行っています。ツイッター歴はまだ短いですがよろしくお願いします。

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