相談詳細

好酸球性副鼻腔炎とコロナ

30代 女性

今年の2月に好酸球性副鼻腔炎の内視鏡下鼻副鼻腔手術(両ポリープの除去、鼻中隔湾曲矯正、下鼻甲介切除)を受けました。 手術は無事終わり、術後も大きな問題はなく、現在も通院は続いていますが、ステロイドの内服をゆっくりと減らしている段階です。 しかし1週間前にコロナ陽性となり発熱しました。今はもう発熱は下がっていますが、鼻の調子が明らかに変わってしまいました。 術後から毎日続けている鼻うがいですが、やってもやっても黄色く大量の膿のような鼻水が出続けます。常に鼻詰まり、顔面も痛いし、術前に戻ったような嗅覚です。 コロナになったことで副鼻腔炎の状況が間違いなく悪化していると思うのですが、PCRや抗原検査はすべて鼻からの検査なのが気になっています。 療養期間の10日を越えても、元気になっていても、鼻だけがずっと悪く何度検査してもずっと陽性になってしまうのではないか心配です。長く鼻が悪いので、耳も痛くなってきました。このまま自宅療養で本来の服薬と鼻うがいで様子見していて良いのでしょうか?

回答済み

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科専門医・指導医の音良林太郎と申します。好酸球性副鼻腔炎の術後にコロナウイルス感染症に罹患し、鼻の調子が悪くなってしまったのですね。黄色の鼻水が続いていると言うことで、ウイルスがずっと出てしまうかもしれないと不安がある事と思います。 結論から申し上げますと、鼻水(鼻汁)が出ていても必ずしもウイルスが検出される心配はないように思われます。まず、好酸球性副鼻腔炎の術後経過と現在の鼻汁の関係性についてです。好酸球性副鼻腔炎は術後も再燃しやすい疾患ですが、再燃のきっかけは体調不良や風邪の罹患が挙げられます。つまり、現在の鼻汁はコロナウイルス感染に伴う体調不良のため、好酸球性副鼻腔炎が悪化して出ている可能性が高いです。コロナ感染自体のために鼻汁が出ているわけではないように思われます。 次に、検査が鼻から行われることについてです。コロナウイルスの検査は実は上咽頭と呼ばれる部分をこすっており、鼻汁を採取しているわけではありません。ですので、鼻の症状が続いたとしてもコロナウイルスが陽性になり続ける可能性は低いと思われます。 もちろん、上記はあくまで可能性の話になってしまいますので、実際には抗原検査等で鼻汁の検査をする必要はあるかもしれませんので、次回の副鼻腔術後の通院前には主治医の先生へ問い合わせいただきたいと思います。 以上、回答させていただきます。 この回答がお役に立てば幸いです。また質問があればお気軽に質問下さい。

2022年07月25日 20時23分


参考になりましたか?
ハートを贈り音良林太郎@耳鼻咽喉科 MD, PhD先生をサポートしよう!

耳鼻咽喉科専門医•指導医の音良林太郎@耳鼻咽喉科です。みみ、はな、のどの病気や、首の腫瘍など、気になることはなんでもご相談下さい。専門は耳科、聴覚ですが、めまい、鼻、頭頸部腫瘍、甲状腺なども扱います。