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指名:こどアレ@小児科&アレルギー 先生

早期アレルゲン導入ベビーフードの使用の是非について

10歳未満女性

こんにちは、お世話になります。
0歳5ヶ月の女の子を育てています。
離乳食始めていますが、アメリカの友達から9つのアレルゲンフードを早期から少量ずつ取り込むことで発症を抑えるというベビーフードを紹介されました。
https://readysetfood.com/

とても魅力的に感じるのですが、先生から見たこれのメリットデメリットを教えていただけませんでしょうか?

よろしくお願いします。

回答済み

小児科

ご指名でのご質問ありがとうございます。 生後5ヶ月のお子さん、早期アレルゲン導入ベビーフードの使用の是非についてのご質問でした。 提示して頂いた製品についての具体的なコメントをすることは避けさせて頂きますが、メリットは「該当アレルゲンの食物アレルギーの発症を予防する可能性」がある、デメリットは製品の「食べ始めでアレルギー症状が出る可能性」「値段が高い」などかと思います。 早期から少しずつ食べ進めることで食物アレルギー発症の予防になる可能性はありますが、現状では、「鶏卵」「ピーナッツ」以外では予防の証明が出来ておらず、またどれくらいの時期からどれくらいの量を食べていれば予防出来るかどうかもわかっておりません。ただ、もちろん食事としてトラブル無く食べ進められれば良いかとは思います。 乳児期早期から食べ始めることで食物アレルギーの発症の予防が出来るかも知れないという我が国から出されている論文については、ほむほむ先生の記事がご参考になります(→「生後3ヶ月から微量の食物粉末を摂取すると、食物アレルギーの発症を予防する:ランダム化比較試験」https://pediatric-allergy.com/2022/04/14/multiple-foods/) デメリットの一番は「食べ始めでアレルギー症状が出る可能性」で、食べ始めの量を少なくすればするほどアレルギー症状は出にくいとは思いますが、もし症状が出てしまった場合に、含有成分の9種類(製品によっては16種類)のいずれでアレルギー症状が出たのかを検討することになり、非常に大変となります。 以前問題になった似たような製品、「スプーンフルワン」につきましては、アレルギー関連団体から連名で注意喚起が出ております(→「乳幼児用のミックス離乳食(スプーンフルワン)に関する注意喚起)(日本小児アレルギー学会) https://www.jspaci.jp/news/both/20211008-2901/)。注意点としては、「スプーンフルワンの問題点は、食物アレルギーがある小児には使用できないと記載されているものの離乳食開始時期に16種類全てに対する食物アレルギーの有無を判定することは困難で、医師に相談するよう記載されていますが摂取の可否を医師が判断することは困難」ということです。 アレルギー体質が強い/肌の状態が良くないお子さんには食物アレルギーを予防出来る可能性があるというメリットがありますが、食べ始めでアレルギー症状が出てしまうリスクがある、がんばって食べても予防が不十分になる可能性もあるというデメリットがある、また、アレルギー体質が強くないお子さんであれば、製品を購入してまで早期に開始する必要性も低くなりますので、結果的に、現状では、あまりお勧め出来ないかと思われます。 今後、食物アレルギーの予防の方法が確立して、アレルギー学会推奨の製品が出されることがあれば、一般の方にもお勧め出来るかと思います。ご家族でご相談ください。

ご回答いただきありがとうございました!買わずにすんでよかったです!

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2023年02月08日 14時53分


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