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相談詳細

凍結胚の期限について

30代女性

2020年11月に体外受精をしました。
新鮮胚移植で妊娠することができたため、残りの受精卵を凍結しています。

凍結保存している医療機関では3年で一度相談となっており
移植の再延長も可能なようですが、
凍結期間が長いと妊娠率に影響等あるのでしょうか。
ご教示いただけますと幸いです。

回答済み

産婦人科

凍結胚の保存延長についてのお悩みですね。

おっしゃる通り、1年2年と保存期間が長くなるにつれて妊娠率が少しずつ低下するという報告があります。

保存延長を検討するにあたり最も重要なポイントは「凍結胚の採卵時年齢の妊娠率」と「再度採卵した時の年齢での妊娠率」の比較だと思います。

30代とのことですので、例えば凍結胚の採卵年齢が35歳だったとしましょう。そして次の子を希望する年齢が40歳だとします。すると、凍結期間が5年経過したことで多少妊娠率が下がります。新たに採卵したとして、当然5年前より妊娠率の低い胚になります。また、5年前より採卵数は減るでしょうし、同様の良好胚(グレードがどうだったかわかりませんが)が得られるかどうかは採卵してみないとわかりません。凍結胚のグレードが低かったら○○万円も払って延長するかどうかも考えものですね。そして、ご主人も5つ歳をとっていますので精子の質も変わっている可能性があります。また、人によっては、次の子が欲しいけど新たに採卵してまでは欲しくない、という方もいます。

難しい話だと、保険診療で移植したいか、自費診療で移植したいかなども検討材料になる方も。


話が煩雑になってきてしまいましたが、まとめると、

・凍結期間が年単位で長くなると少しずつではありますが妊娠率は低下する

・年齢の上昇による妊娠率の低下と、凍結胚での妊娠率を比較する

・凍結胚は良好胚であって欲しい

・新たに採卵する身体的・経済的負担

以上のような内容を踏まえて、よく検討してみてください。


少しでもお役に立てれば幸いです。

6

2023年03月21日 15時56分


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産婦人科、専門は生殖医療です。日常の診療では主に、一般不妊治療、生殖補助医療、不育症、がん生殖医療、PGTを含めた遺伝カウンセリングを取り扱っています。1人でも多くの方のサポートができれば幸いです。

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