指名:=Dr. NK=子どもの心の相談室 先生

友達と自殺をして生き残ってしまった

20代女性

友達と飛び降り自殺をし、友達は死んで私は生き残ってしまいました。なぜ救急医療従事者の方々は私を助けたんでしょうか?助けるのを救急医療従事者は拒否出来ないのでしょうか?苦しくてたまりません。救急医師の方はいつか生きていて良かったよ。という日が来るよ。といってくれていますが本当なのでしょうか?

回答済み

精神科

【この回答は自殺に関する内容を含んでいますのでご注意ください】


ご友人と自殺を図って自分だけが生き残ってしまった。

大変な、壮絶な体験なのだと思います。


相談者さまにしか分からない苦しさ、なぜ自分だけが生き残ってしまったのか?相手ではなく自分が生き残った意味はなんなのか?

そんな問いがあるのではないでしょうか?


医療者、特に救急医療を行うスタッフは、目の前にいる人がどのような理由で自殺をしようと思ったのか?については考えません。

ただ、怪我をされたり、危うい状況にある目の前の患者さんを救うことだけを考えます。

目の前にある命を救うことだけを考えているのです。


どのような理由で救急外来を訪れたのかに関わらず、救急外来を訪れた方が『生きていて良かった』と思える日が来て欲しい僕も含めてですが、医療者はそう願っています。

救急外来に来た理由が身体的な理由でも、精神的な理由でもです。


私たちの願いが本当になる日が来ることを信じていますし、そのための援助を行う精神科医療•カウンセラーに繋がって欲しいと思います。


# 自殺予防週間

7

2023年09月11日 10時26分


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