免疫と抗体の違いを教えて下さい
40代女性
IgA腎症についてのお話を医師から聞いていた時にIgAのことを私が抗体と言ったら「抗体じゃなくて免疫で…」と先生がおっしゃって、
免疫と抗体の違いを知りたいと思い検索していますが、わかりません。
過去にとあることで受けた検査結果で
抗カルジオリピンIgG抗体
抗カルジオリピンIgM抗体
という項目があったり、
花粉症の血液検査でIgEの項目があったりしますが、免疫と抗体ってどういうことでしょうか。
私は下記のようにおもっていました
↓↓↓
免疫グロブリンはIgE、IgM、IgA、IgGがあって、
IgEの数値がめっちゃ高い
=色んなものへのIgE抗体がいっぱいある
この認識は合っていますか?
IgE(免疫)の数値がめっちゃ高い
=色んなものへのIgE抗体(抗体)がいっぱいある
ってことですか?
免疫は抗体の総称…?
IgEは免疫
IgE抗体は抗体
ってことだとすると、IgE抗体はIgEというチャンネル(?)における抗体ってことでしょうか。
よろしくお願いします!
回答済み
ご質問ありがとうございます。
質問者様の把握しておられる通り、IgAは「抗体」の一種であり、「抗体ではなくて免疫」という言葉にはあまり意味がないと思われますので、何かの言い間違え(もしくは聞き間違え?)だったのではないかと想像します。
抗体にはIgG, IgA, IgM, IgEに加えてIgDがあり、それら5種類が各々で独自の役割を担っています。その量とともにそれらが多様な対象(つまり「抗原」)を認識して結合することが「免疫(反応)」には重要ですが、量が多いことは「免疫力が高い」ことにはならないのが残念ですね。IgEの値がめっちゃ高いことは、一般論として「色々なものへのIgE抗体がある」と考えてOKです。
2023年09月15日 15時03分