相談詳細

低音難聴 今後の治療について

40代 女性

※添付画像は投稿者ご本人と医師のみ参照可能です

こんにちは。 1週間ほど前に右耳に低音難聴が発症し、ステロイド1日3回1錠→1日2回1錠に減らしつつ、イソバイド、アデホス、メチコバールを服用しておりました。 その1週間ほどの間に、いったんよくなった気配があったものの、昨日かなり症状が悪化していたため再度受診したところ、1週間前より悪くなっているとのことでした(添付写真が最新、だいたい低音が10くらい下がっています)。 悪化の原因としては、大声の家族喧嘩をしてしまったこと(すみません。。。)、大きな気圧の変動があったことが思い当たりますが、何もなくとも変動することもあるかと。 実は、今回は右耳なのですが、左側も蝸牛型メニエールと診断されており、6年ほど、改善、悪化を繰り返し、ここ2年くらいは不調はあれど、大きな聴力低下もない状態です。 なので、この病気自体は慣れておりますが、私自身は同じものが右側に起きたのでは、と考えています。 色々あり、今回別の耳鼻科の先生に見ていただき、突発性難聴の可能性も否定できず、総合病院に転院の提案がありました。前回左のときに他のクリニックから確かに総合病院に行きました。 入院治療しましたが、そのときは効果なく、1,2カ月くらいたつと徐々に改善、そこから悪化などを繰り返し、なんとなく落ち着きました。その後はクリニックでの受診です。 今回また入院になっても、子どももいて、効果も見えず、どうかなと。 上記をお伝えし、現状、昨日からまたステロイドを1日3回2錠→1錠で6日間服用し、様子を見て相談になっております。 ふたつ質問です。 ①総合病院に転院するメリットは入院を考えないなら何かありますでしょうか? ②ステロイドを長く飲むことに抵抗があります。ここで治らなくて、再度、延長となっても問題ないでしょうか? 手足のしびれ(原因不明)や緑内障(ステロイドについては問題ないとのこと)もあり、そちらの心配もあります。 なお、精神的に不安定なこともあり、数年前まで心療内科に通院しておりましたが、現在は内科でメイラックス、睡眠導入剤を出していただいています。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

回答済み

耳鼻咽喉科

ご質問ありがとうございます。耳鼻咽喉科専門医・指導医の音良林太郎と申します。 もともと左蝸牛型メニエール病と診断されていて、今回は右の低音障害型難聴を発症し、今後の治療方針について悩んでいらっしゃるということですね。聴力検査の結果を拝見する限り、現在、左は全く正常聴力のようです。右は低音域の難聴があり、突発性難聴というより急性低音障害型感音難聴のように見受けます。日付からみるとこの聴力検査は一度治療を開始し、再度受診されたときの検査結果ということなのだと思います。 低音障害型難聴は人によって繰り返すことがあり、その場合蝸牛型メニエール病と診断をつける場合もあります。また、人によっては両側性に生じることもある事が知られています。質問者様の場合も天候・気圧やストレスによって生じる両側低音障害型感音難聴(もしくは蝸牛型メニエール病)の可能性があります。ですので、質問者様が感じていらっしゃる「同じものが右にも起きたのでは」という感覚は正しいかもしれません。 次に治療法についてです。突発性難聴と仮定した場合、発症1週間以内にステロイドを投与受けるのが望ましいといわれています。ステロイドの投与方法は点滴・内服とありますが、方法よりも投与量が重要です。質問を拝見する限り、すでにしっかりステロイド治療は受けているようにも見受けられます。これに対し低音障害型難聴と仮定した場合、イソバイドの投与と、症例によってはステロイドを投与します。アデホス、メチコバールはいずれの診断でも投与します。つまり、いずれの診断であっても、質問者様は既に初期治療を適切に受けている状態であろうと推測します。 低音障害型難聴は基本的には治る可能性の高い病気です。しかし、患者さんによっては繰り返したり、徐々に悪化していってしまう方もいらっしゃいます。主治医の先生は治らなかった場合も考え、「質問者さんへできる限りの医療を提供したい」という気持ちが働いているのかもしれません。そのため病院への紹介を提示されたのでしょう。病院への受診は必須ではありませんが、質問者様に主治医の先生以外の見解を聞きたいという気持ちがあるのであれば、一つの方法かもしれません。 低音障害型難聴の根本的な原因として睡眠不足、疲労、ストレスが関係している場合、こちらへの対処をおこなう事も非常に重要です。質問者様の状況を振り返りますと、もともと精神的に不安定であることや、ご家族間で喧嘩をしてしまったことなどが今回の難聴発症に大きく関係している可能性があります。逆に言うと、精神的負荷やストレスが改善されないと今回の難聴が治りにくくなったり、一度治っても再発してしまったりということがありえます。ご家族へ診断、病気の状態、入院が必要になるかもしれない旨を正直に相談し、協力を仰ぐことができれば、より良い方向へ進むかもしれませんね。 ここまで長々と私の私見を述べましたが、最終的には質問者様が納得できる治療法をご自身で選択するということが最も重要だと思います。主治医の先生とよく相談し、治療法を選択していただきたいと思います。 この回答がお役に立つようであれば嬉しいです。

丁寧なご回答、どうもありがとうございました。
ステロイドを増量したおかげかはわかりませんが、感覚的に聴力は戻っております。減らし方の心配がありますので、耳鼻科でないかかりつけの内科の先生にも伺ってみようと思います。
生活環境の見直しは大事ですね!また宜しくお願いします。

2022年06月10日 17時57分


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耳鼻咽喉科専門医•指導医の音良林太郎@耳鼻咽喉科です。みみ、はな、のどの病気や、首の腫瘍など、気になることはなんでもご相談下さい。専門は耳科、聴覚ですが、めまい、鼻、頭頸部腫瘍、甲状腺なども扱います。