押さえつけずに歯磨きするには(1歳9ヶ月)

10歳未満男性

子どもがほぼ毎回歯磨きを嫌がり、最終的には押さえつけて磨く形になってしまいます。
まだ会話が通じないうちは仕方がないものでしょうか…何か改善策があれば知りたいです。

以前、歯科でのフッ素塗布の際に小帯?が長いかもと言われましたが、転んだ拍子に切れて今は磨きにくい箇所はありません。

これまで、
・歯が生えてすぐから拭いてやったり低月齢用の歯ブラシで慣れさせるようにしてきた
・歯ブラシや、歯磨き粉の味を変えてみる
・歌を歌ったり遊びながら磨く
・歯磨きがテーマの絵本を読み聞かせる、他の子が磨いている映像を見せる
・たまにできたときはしっかり褒める

…など、思いつくことは試してきましたが結局力ずくで体を押さえてしまいます(歯ブラシに力を入れないように気をつけてはいます)。
かわいそうだけど虫歯になるよりは…と思って磨いていますが、
無理に磨くと歯磨き嫌いになるのでやめましょう、などと目にしたりして落ち込みます。

何かアドバイスなどありましたら、ご教示ください。
よろしくお願い致します。

回答済み

歯科

お子さんの歯磨きは非常に苦慮する部分ですよね。 うちにも1歳になりたての息子がいるので気持ちはわかります。 書かれている内容をすでに試されているのであれば追加でやるとすると… 例えばですが、スマホなどで何かしら好きな動画を流しつつ、それを見せてる間に…というのはいかがでしょうか? 歯ブラシのときだけ見えるというご褒美みたいにすると改善することもあるようです。 ただ、個人的にはやはり抑えつけて磨くのはあまりおすすめはできませんね。。。 1歳9ヶ月であればまだ意思疎通も十分に取るのは難しいですから、普段の食生活なども注意しておき、仮に磨けてなくても大丈夫なような食生活をしておくと無理に押さえつけて磨く必要もなくなるかもしれません。 ご参考程度にしていただければ幸いです。

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2022年10月08日 14時10分


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こんにちは。
北関東で小ぢんまりとした歯科医院の院長をしています。
専門医も認定医も持っていないのでわかる範囲での回答とさせていただきます。
22時くらいには寝ますのでそれまでは回答できると思いますヽ(゚∀゚)ノ パッ☆
1歳9ヶ月のお子さんの歯磨き、大変ですよね。質問者さんがお子さんの小さい時からたくさん工夫されてきて、それでも嫌がってしまうと精神的にしんどくなってしまうものです。むし歯にさせたくない気持ちと抑えてやりたくない気持ち、せめぎ合いますよね。 協力的に寝かせ磨きができるようになる年齢は2歳6ヶ月前後と言われています。質問者さんのお子さんの年齢から、歯磨き時のわずかな時間でもじっとしているのは難しいですよね。数秒もてばいい方かもしれません。 アドバイスとして、以下を参考にしてみてください。 ・不機嫌な時は避けて、歯磨き前に動画や絵本で歯磨きに関するツールで少し興味や気を引く。安全に配慮した歯ブラシを本人に渡して自分でやらせてみる。 ・歯ブラシを入れる前に、手で頬を触り、その後指を歯茎のところに当てて、奥から手前へマッサージしてみる (歯の上に指を置くと噛まれてしまうので注意です) ・歯磨きを開始。途中動いてしまうようであれば抑えずに一度中断。もう一回ゴロンとするように促す。これを繰り返す。 難しければ歯磨き自体を一度中断し、再度先ほどのツールを見せて、落ち着いたら歯磨き再開。 中断しても怒ったりせず、毎回できたことを褒める。おだてる。 ・歯磨きできたらほめる、シールなどを紙に貼る この方法はかなり短時間の歯磨きを何度か繰り返すことになりますので、最初は根気と時間がかかります。なので歯磨きをする際、むし歯になりやすい場所から磨くのも一つです。 お子さんのお口を見てないのでどれくらい歯が生えてるかがわからないのですが、もし奥歯が生えているようであれば奥歯の噛む面を磨きます。そして次に上の前歯、といきたいところですが、ここはお子さんが触られて嫌がるところなので少しテクニックが必要です。小児歯科学会の質問箱の画像を掲載しますので、このように指で唇を排除しながら行ってみてください。 あとはやはりこの年齢の子を保護者の方一人だけで対応するのはかなり労力が必要なので、ワンオペでない時間を狙って歯を磨くのも一つです。一人が磨き、もう一人がおもちゃや動画などで気を引く、抑えるまで行かずに手を繋いであげて行っても良いでしょう。 そしてもしまだ歯医者さんにいって歯磨きを教えてもらったことがないようでしたら、プロに教えてもらうのも一つかと思います。質問者さんを責めるわけではないですが、歯磨きの力や当て方によってはお子さんが嫌がる原因となることも考えられます。 そしてこの時期にむし歯予防で大切なのは甘い食べ物飲み物のコントロールです。歯磨きももちろん大事ですが、ここが崩れると歯磨きができるようになってもむし歯になってしまいます。 歯磨きは毎回100%目指す必要はありません。お子さんの様子を見ながら、今日は口開いてるから噛む面を磨こう、全然口開かないから表側をやろうというふうに1つポイントを見つけて磨いていけると良いと思います。 質問者さんのお子さんのお口の健康が保たれますよう、遠くから応援してます。 参考文献 小笠原 正: 寝かせ磨きに対する幼児の適応性,小 児 歯 科 学 雑 誌,28(4):899-906,1990 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspd1963/28/4/28_899/_article/-char/ja 日本小児歯科学会, こどもたちの口と歯の質問箱(2022.10.08アクセス) https://www.jspd.or.jp/question/2years_old/

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2022年10月08日 14時32分


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