13週の流産の原因

30代女性

33歳経産婦です。今年の9月に第二子を13週で流産しました。流産の原因については検査はしておらず、赤ちゃん側の問題という説明を受けました。
しかし、インターネットで別の産婦人科のサイトなどをみると、後期流産は母体側に問題があるような書かれ方をしており、とても不安です。
産婦人科や近くの総合病院にも私自身が不育症の検査を受けるべきか相談をしましたが、大学病院でしか検査は受けられないと説明を受けて、そこまでやるべきか悩んでいます。このまま妊活をしてよいのでしょうか?

回答済み

産婦人科

ご質問ありがとうございます。 妊娠12週未満での流産を早期流産といい、妊娠12週以降21週6日までの流産を後期流産といいます。 初期流産のほとんどは胎児の染色体異常(遺伝子異常)で、受精卵の段階で流産の運命が決まっている事が多いです。 一方で後期流産の場合、確かに母体因子の割合は早期流産に比較すると増加し、予防可能な症例も比較すると多くなってはくるのですが、質問者様がお調べになったような『後期流産が母体側に問題がある』と言い切ることはできません。 後期流産の原因として、胎児奇形や臍帯因子などの胎児側に原因があるもの、そしてそもそも原因が分からないものもあり、それらを合わせると、後期流産のうち約65%が予防困難なものとしている論文もあります。 また不育症とは、妊娠はするけれども流産、死産や早期新生児死亡などを繰り返し、結果的に子どもをもてない状態をいいます。 原因で最も頻度の高いものは、赤ちゃん(胎児)の染色体異常です。それ以外の要因には、抗リン脂質抗体、血液凝固異常、子宮形態異常、甲状腺異常、夫婦染色体異常などがあり、検査をしても明らかな異常が判らない方もいます。お一人目のお子さんは問題なくお生まれになった事を考えると、現時点で不育症の定義には当てはまらないでしょう。 もし気になるのであれば、そして結果を知ることで安心したりするようであれば、より詳しい検査をしてもよいかもしれませんが、このまま妊活をしても問題はないと考えます。 残念ながらもう一度流産をしてしまうようであればその際は詳しい検査をご検討いただいてもよいかと思います。 以上ご参考になれば幸いです。 また何かご不安な事がありましたらいつでもご相談ください。 元気なお子様にお会いできる事を、心よりお祈りしております。

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2022年12月02日 15時23分


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