萌出性歯肉炎について

10歳未満女性

平素よりお世話になっております。
現在1歳2ヶ月の娘が、生えかけの歯から出血しており、(痛がったりはありません)歯科受診した所、萌出性歯肉炎と言う事でアフタゾロン塗布されました。家庭でもアフタゾロン塗布を、というお話でしたがアトピーで全身にステロイド塗布を行っている事を伝えると、おそらくアフタゾロンでも問題ないとは思いますが念の為違う薬にしましょうかと、アズレイうがい液を塗布したら治ると指導を受け、指示に従っています。

帰宅してから色々自分なりに調べてみた所、萌出性歯肉炎は自然治癒するので経過観察する事が多い、ステロイドなども通常使用しないという記事を散見しました。
萌出性歯肉炎だとしたら今の歯が治ってもまた違う歯が生え始めたら起きる可能性はあるでしょうし、今後もこういうやり方で良いのか不安になりました。

本来であれば直接主治医に聞くべきなのはわかってはいるのですが、その先生は小児のフッ素の濃度が最近変更になったのも把握していませんでしたし、失礼な言い方かもしれませんが、年配の先生でもあるので考え方が古いのかなと思う所があります。
かかりつけ医を変えるにも地方でこの地域には小児歯科専門医の医院はここしかありません。

そこで信頼しているツイキュアの歯科の先生の意見も伺いたいと思いました。一般論として、萌出性歯肉炎の治療等をご教授頂けたら幸いです。

回答済み

歯科

お子さんの生えたての歯から出血したとのことで心配になりますよね。実際にお口の中を拝見しておりませんので、ご質問の最後にある通り、萌出性歯肉炎の一般的な処置方針について回答したいと思います。

萌出性歯肉炎とは分類上、プラーク性歯肉炎、つまりプラークが原因で起こる歯肉の炎症とされています。1)

なので処置方針とすると原因となるプラークの除去、具体的には家庭での歯磨きの仕方を確認・指導、できる年齢であれば歯科医院での機械を使った歯のお掃除を行うなどがあげられます。そこで様子を見てそれでも改善傾向になければ違う対応、場合によっては違う病気を疑い、再度状態を評価し診断することもあります。


次生えてくる歯がまた萌出性歯肉炎となるかはわかりませんが、再度同じような状態でかかりつけ医を受診される場合、聞きづらければ衛生士さんなど別のスタッフを介しても構いませんので、質問者さんが書いていただいたことを聞いてもらうのも一つかと思います。何か別の根拠があって上記の対応をした可能性も0ではないのかもしれません。


お子さんのお口を実際見ていないので診断はできず質問者さんのモヤモヤを解消できないかもしれませんが、上記を回答と致します。


1)

https://www.jspd.or.jp/recommendation/article12/

2

2023年03月21日 17時34分


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