びまん性脱毛症に対するミノキシジル内服薬の安全性について
20代女性
お忙しいところ失礼します。
私は2年ほど前から髪の分け目が薄くなってきています。
皮膚科に行くとびまん性脱毛症ではないかと言われました。
その後美容クリニックで処方されたミノキシジルの塗り薬とピル、スピロノラクトンで1年半ほど治療をしておりますが改善しません。
そこでミノキシジルの飲み薬を提案されたのですが、日本皮膚科学会のガイドライン上ではD評価で不安です。
しかし、自分なりにJAADや海外のサイトなどを読んで勉強してみると海外ではオフラベルで処方されており、外用薬よりも有効で安全性も比較的高いと書かれていて何が本当なのか分からなくなってきました。
先生はびまん性脱毛症の患者がミノキシジルの飲み薬を服用することについてどう思いますか？
回答済み
ご質問ありがとうございます。
女性型脱毛症でお悩みということですね。
現在の診断や処方内容が気になったのですが、びまん性脱毛症という診断は皮膚科でされ、現在の処方は美容クリニックでされているとのことでしょうか？
女性の脱毛症の原因は一概にこれとは言い切れず、ホルモンバランスや食生活、生活習慣など様々な因子が絡んでおり、多くが解明されておらず、治療法も日本皮膚科学会が推奨するものはミノキシジル1%外用が主な治療法となります。（ご自身で既にお調べだと思いますが…）
ミノキシジル内服に関してはわたし自身処方した経験がなく、また保険治療医の病院でしか勤務していないこともあり、今後も処方は検討しておりません。
このような回答で申し訳ないのですが、ご参考になれば幸いです。
あと一点、現在美容クリニックで治療されているのであれば、再度皮膚科専門医がいる皮膚科に相談されてはいかがでしょうか？稀ですが、女性型脱毛症と言われている中に瘢痕型脱毛症など異なる疾患が混じっていることもあるため、きちんと診断されていないのであれば、一度検討いただいても良いのではないかと思います。
どうぞよろしくお願いします。
2023年05月04日 21時06分
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