指名:Dr.ニコ(小児歯科) 先生

授乳回数と虫歯について

10歳未満男性

1歳9ヶ月の息子についてです。
息子は離乳がうまく進んでおらず現在も0歳児用の粉ミルクを毎日1000mlちかく飲んでいます。

虫歯予防のためには飲食回数は5回/日が上限と思い、 ミルク+固形物の摂取回数を5回/日になるようにし始めました。

その5回以外のときに物は食べず、飲むものは水です。

ただ、5回におさめようと思うものの微妙に時間があく時があり、細かく数えると6回になるようなときがよくあります。

例1)朝8時から20分かけて白飯がメインの固形物を食べ、その後つづけてミルク200ml飲ませようとするが飲み残した。しばらく休んで朝9時すぎに飲み残しを飲みきった

例2)固形物とミルクを摂取したが、ほどなくして更にミルクを欲したため調乳し飲ませた

上記の2例のような感じなのですが、「しばらく休んで/ほどなくして」の部分が30分以内ならまとめて1回と数えることができるとか、何か考え方はありますか?

食事開始から終了までが1時間半までなら何回休憩があっても1回とカウントできるなど、カウントの目安がほしいです。

飲食終了から次回飲食開始までは極力2時間開けるようにしています。

ご回答よろしくお願いします

回答済み

歯科

ご質問ありがとうございます。1歳9ヶ月のお子さん、むし歯予防における食事回数の基準についてのご相談ですね。


お子さんの食事に関して心配事があるなかで、むし歯予防について正しい知識を得て実践されようとしている姿勢は素晴らしいと感じました。


食事時間に関して、むし歯予防においてどのくらいの時間を1回とカウントするかについてですが、現在明確な基準を示したものは私には見つけることができませんでした。特に発達途中のお子さんの場合は、お食事にかかる時間に個人差が出るため、一概に基準を作るのが難しいところであります。


なので曖昧なお答えになってしまうかもしれませんが、質問者さんが掲示された例1、例2ともに『しばらくして、ほどなくして』と感じられる時間で、かつ食間を極力2時間空けていること、毎日ではなく度々であることも考慮すると、この辺りに関して極端にむし歯のリスクが高い行動であるとは言えないと思います。例え6回という頻度にカウントされたとしても、間食や水分補給の内容などに気をつけておられるようであれば、全体を通したむし歯のリスクも高くはないのではと考えられます。


(ここからは現在お子さんのお食事についてどこかにご支援を受けているのであればスルーしてください)

離乳食が進まないとのことで、ご心労、ご苦労もあるかとも思います。1歳6ヶ月検診などでもどこかにご相談できていないようであれば、一度小児科の先生や、地域の支援センター、地域など限られてしまいますが摂食(食べること)外来などのある医科や歯科への受診も無理のない範囲で検討してみてくださいね。


参考になりましたでしょうか?お子さんのお口の健康が保たれますよう遠くから応援しております。

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2023年08月09日 17時16分


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