一歳児の身体のあざについて
10歳未満女性
※添付画像は投稿者ご本人と医師のみ参照可能です
先生こんにちは。
1歳3ヶ月の子どもは、生まれつき異所性蒙古斑が多くあります。
①ここ数ヶ月、あざが大きくなったり増えたりしていて小児科を受診したところ、大丈夫とだけ言われました。蒙古斑は増えたり大きくなるのでしょうか。悪い皮膚の病で増えている心配は考えなくて大丈夫でしょうか。
②いつ頃までに蒙古斑は消えるでしょうか。
③胸下のあざは皮膚科でレーザーするのも検討したほうがいいと言われました。いつまでに治療を始めたほうがいいでしょうか。痛みはあるのでしょうか。また、通院頻度はどれくらいになりますか。
どうぞよろしくお願いいたします。
回答済み
ご質問ありがとうございます。異所性蒙古斑に対するご質問ですね。
お尻や背中に見られる蒙古斑は通常5,6歳までに自然に消失し、さほど問題にはなりません。それに対して、それ以外の部位にできる異所性蒙古斑は、学童期までに消失することもありますが、なかには青いシミが学童期になっても残る場合があります。それ以降、成人までに消えることもありますが、消えないこともありますので、衣服に隠れない露出部などは患者の精神的苦痛を緩和するために治療の対象になります。
ですので、適切な専門医の診断、治療を受けるのが良いでしょう。
治療自体は早くて問題ありません。遅くなれば小児医療保険の助成対象外になったり、範囲が広くなり、それに伴い、治療時の痛みもありますので、なるべく早くから治療するのが良いと思います。痛みは輪ゴムでパチンと弾かれるような痛みがあります。治療期間、回数は濃さと範囲によりますので、実際に診察してみないと何とも言えません。
(実はうちの娘も下腿に3cm程度の異所性蒙古斑がありましたが、生後3ヶ月よりレーザー治療し、2回で消失しました。)
「胸下の蒙古斑については皮膚科でのレーザーも検討を!」とかかりつけで言われているのであれば、早めに紹介状を書いてもらい、レーザー可能な病院に紹介受診するのがよいと思います。
ご参考になれば幸いです。
2023年10月24日 13時06分
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