慢性蕁麻疹の薬と尿蛋白、尿潜血について
30代女性
今年春ころより蕁麻疹が出るようになり、なかなか治らず9月に受診をし、タリオン10mgを服用しています。
秋の健康診断にて尿蛋白(+)で再検査となり、再検査では尿蛋白(±)、尿潜血(+)で、腎臓が弱ってきているのかも…と2ヶ月後にまた検査となりました。血液検査は問題ありません。
その際に蕁麻疹の薬は飲んでいて良いとのことでした。
しかし今さらながら、タリオンの注意点に腎機能に問題ある場合は慎重に…ということと、副作用に尿潜血、尿蛋白とあるのに気づき、不安になっています。
こんなところでの質問で申し訳ありませんが、今回タリオンの影響はありそうなのか、次回の受診予定より前に受診してもう一度確認したほうが良いのか教えていただければと思います。
よろしくお願い致します。
回答済み
ご質問いただきありがとうございます。
タリオンと腎機能の関係についてですね。少しニュアンスが伝わりにくいかもしれないのですが、可能な範囲でお答えさせていただきます。
たしかにタリオンは腎臓で排泄される薬ですので、腎機能が悪い患者様には私個人は処方は避けています。ただ、タリオンで重大な腎障害がとても起きやすいということではないので、処方を継続する医師もあると思いますし、添付文書にも血液検査で腎機能が〇〇以下で処方禁止すべきとか処方量を調整すべきという記載はありませんので、かかりつけ医の判断に委ねられると思います。
また、ご質問者様のケースの場合には現時点では血液検査データ上、腎機能低下と明らかではないので、あまり気にする必要はないと判断する医師も多いかもしれません。
タリオンが今回の尿検査に影響を及ぼしたのかは、正直、判断、証明は少し難しいと思います。
以上が回答になります。
もし、心配なようでしたら、やはりかかりつけ医に相談なさるのがベストかと思います。
よろしくお願いします。
2023年11月27日 10時56分
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